THCV入りワックスやリキッドは大丈夫?ヤバい?THCとどう違うの?
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2022年1月20日

THCV入りワックスやリキッドは大丈夫?ヤバい?THCとどう違うの?

麻由来の成分「CBD」を使用した製品が日本でも販売されており、その安全性や違法性などを不安視する方もいるでしょう。

最近では、CBD以外の麻の成分も配合するCBD製品が増えていますが、ちょっと知識のある方は「THCV」という成分が目について「え!大丈夫?」なんて心配になった方もいるのではないでしょうか。

大麻で違法と言えば「THC」という成分です。THCVとTHCは良く似ていますから、同類の危険性の高い成分なのでは?と不安になるのも無理はありませんよね。

こちらのページでは、THCVの違法性などについて解説します。後半では、違法性の無いTHCV入りCBD製品も紹介しますので、併せてご覧ください。

THCVとは?THCV入りワックスやリキッドは違法でヤバい?

THCVとは?違法でヤバい?

「THCV」というのは、麻に含まれるカンナビノイドという100種以上ある化合物の一種ではありますが、違法でもなく、いわゆるヤバいものでもありません。

その証拠に、大麻取締法で大麻が厳しく規制されている日本でも、THCV入りのCBD製品が一般に流通しています。

一方「THC」は違法です。THCも麻のカンナビノイドの一種ですが、これはどんなに微量であっても、検知されれば日本で一般に出回ることはありません。所持していたり、売買すれば逮捕されます。

■カンナビノイドとは?CBDとどんな関係なの?■

THCVとTHCはどう違うの?

THCVとTHCはどう違うの?

THC(テトラヒドロカンナビノール)とTHCV(テトラヒドロカンナビバリン)は、名称や分子構造は似ていますが、作用などは異なります。

そもそも、THCはCBGという成分から変換して生成されますが、THCVはCBGVという成分から生成され、分子系統も異なっているのです。

THCには精神作用、いわゆる「ハイ」になる成分が含まれており、これが危険薬物として分類される大きな理由。

ですが、THCVにはハイになる作用はありません。むしろ、THCに対する拮抗作用を持つ成分として、研究が進められているのです。

拮抗作用というのは、お互いにその効果を打ち消し合う作用。THCとTHCVは、名前は似ていますが「効果は真逆」と言えるような成分なのです。

■CBDとTHC|大麻成分の合法違法を分けるのはココ■

THCV入りのCBD製品

THCV入りのCBD製品

THCVは、日本で流通しているCBD製品にも配合されていることがありますが、CBDのように豊富に抽出できる成分ではないため、その全体数はあまり多くありませんし、含まれていてもほんの少しの量です。

ですが、CBDと一緒に摂ることで、アントラージュ効果(相乗効果)が期待できます。

■アントラージュ効果って?期待するならCBD製品はこれを選べ!■

ここでは「THCV」入りのCBD製品を5つ紹介しますので、興味のある方はチェックしてみてください。

THCV入りCBDワックス「Nagomi 和み CBD ワックス」

VapeMania CBDワックス

CBD製品を取り扱うショップとして知る人ぞ知る「VapeMania」のオリジナルCBDワックス「和み」。

CBDワックスというのは、非常に高濃度。CBD成分を凝縮したもので、専用ヴェポライザーなどを使用して吸引するのが主な使いみちになります。

■CBDワックスのメリット・デメリットと3つの摂取方法まるっと解説■

この和みワックスはCBD濃度94%で、CBD以外にも、CBGやTHCVなどのカンナビノイドを合わせて摂ることができます。

和みワックスのフレーバーは全6種類。

  • O.G. KUSH
  • SUPER LEMON HAZE
  • GRAND DADDY PURPLE
  • MANGO KUSH
  • GHOST TRAIN HAZE×AMNESIA
  • NATURAL

専用のヴェポライザーとセット販売もあるので、デバイスを持っていない方はこちらがお得です。

CBDワックス和み1g ヴェポライザー&コイル付きセット(楽天)

■CBDヴェポライザーの上手な使い方|効果的に吸入するためのコツ■

THCV入りCBDリキッド「Pharma Hemp CBDリキッド プレミアムブラック」

ファーマヘンププレミアムリキッドブラック

有機栽培など、原料から生産工程までこだわりを持つ、ヨーロッパで人気のCBDブランド「Pharma Hemp(ファーマヘンプ)」。

このPharma Hempで人気のCBDリキッド「プレミアムブラック」でもTHCVやその他のカンナビノイド、テルペン(香り成分)を摂取できます。

CBDリキッドというのは、ベイプなどデバイスで吸引するためのものです。直接口に入れての摂取はできませんのでご注意を。

■Vapeで吸引するCBDリキッドとCBDオイルとの違いは?■

■CBD用VAPEのおすすめと購入前に知っておきたいチェックポイント■

プレミアムブラックのフレーバーは全10種類。

  • CANNABIS
  • CREAMY STRAWBERRY
  • LIME
  • HONEYDEW MELON
  • GREEN APPLE
  • AMARENA CHERRY
  • VANILLA CUSTARD
  • MENTHOL BLUE
  • PINA COLADA
  • TIRAMISU

PharmaHemp CBDリキッド 5% 500mg プレミアムブラック 10ml フルスペクトラム(楽天)

THCV入りCBDオイル「PhamaHemp CBDプレミアムブラックオイル」

ファーマヘンプのプレミアムブラック

こちらは、PharmaHempのCBDオイルで、CBDの他にも複数のカンナビノイド、テルペン(香り成分)、フラボノイドやミネラルも含みます。

CBDオイルというのは、口に直接垂らしたり、飲み物やお料理に混ぜて手軽に摂ることができます。

■CBDオイルでキマるのか?上手な選び方&効果的に摂取するコツとは■

こちらは、麻独自の香りを感じられるフレーバーになります。

Phama Hemp ファーマヘンプ CBDプレミアムブラックオイル フルスペクトラム(楽天)

THCV入りCBDベイプペン「+WEED NATURE FLAVOR CBD POD」

+weedのCBDペン

「+WEED」というのは日本のCBDリキッドプランド。

ベイプ初心者の方のお試しにもおすすめなのがCBDベイプペン。購入したらそのまま吸うだけという簡単さが魅力の使い捨てタイプです。

■CBDペンの使い方【初心者向け】失敗しない吸い方のコツ■

ただし、この+WEEDのベイプペンはCBD濃度60%と超高濃度なので、初めての方にはちょっと刺激が強すぎるでしょう。

CBDだけでなく、THCV、CBDV、CBG、などの成分でアントラージュ効果も期待できるので、低濃度のもので物足りなさを感じた時に、試してみることをおすすめします。

■CBDリキッドの高濃度を求める前に知っておきたい適切濃度■

フレーバーはネイチャーフレーバー(無果汁)となっています。

+WEED NATURE FLAVOR CBD FULL SPECTRUM 60% POD(公式)

THCV入りCBDカートリッジ「+WEED CBD カートリッジ フルスペクトラム 60%」

+weedのカートリッジ

こちらは+WEEDのCBDカートリッジです。

CBDカートリッジというのは、ベイプのカートリッジ部分にリキッドを充填して販売されているもの。

CBDカートリッジを購入して、手持ちのベイプバッテリーに取り付ければ、そのまま吸引できます。

CBD吸引のデバイスはいろいろあるので、混乱したら以下の記事を参考にしてください。

■CBD電子タバコの種類別メリット・デメリット完全ガイド■

+WEEDのCBDカートリッジもCBD濃度60%と超高濃度ですが、THCVを含むCBDカートリッジとして、他にも、

  • 10%
  • 20%
  • 30%
  • 40%
  • 50%

と各種濃度が揃っているので、自分に合った濃度で試すことができます。

こちらもフレーバーはネイチャーフレーバー(無果汁)です。

+WEED CBD カートリッジ フルスペクトラム(公式)

■CBDオイルやリキッドの「フルスペクトラム」とは?違法じゃないの?■

THCVとCBDとのアントラージュ効果でより効果的に

THCVとCBDとのアントラージュ効果でより効果的に

THCVは違法ではありませんし、ハイになるような成分でもありません。

THCVを含むCBD製品はそれほど多くなく、含有していても量はごく微量です。

それでも、CBDとその他のカンナビノイドを合わせて摂ることで、CBDだけで摂るより、更にパワフルな作用が期待できます。

いろいろなものを少しずつ試しながら、自分に合ったCBD製品を見つけてください。CBD活用の参考になれば幸いです。

■CBDとは?【いまさら聞けない】人気の理由やCBD製品のこと■

 

VapeMania画像引用:「https://www.vapemania.jp

PharmaHemp画像引用:「https://pharmahemp.jp

+WEED画像引用:「https://www.plus-weed.jp

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