CBDとは?【いまさら聞けない】人気の理由やCBD製品のこと
初めてCBD製品について知ると、こんな疑問や不安を感じてしまうのではないでしょうか。
「話題になっているけど、CBDってなんだかよく分からない!」という方に向けて、CBDとは何なのか、なぜ注目されているのか、CBDを取り入れる際はどういったところからチェックしていけばいいのか、といったことをまとめて解説します。
CBDについての知識を持って、正しく無駄なく活用してください。
目次
CBDとは?
まずはCBDという成分について、詳しく見ていきましょう。
CBDは大麻の栄養素のひとつ
CBDというのは、カンナビジオールとも言う、大麻由来の1成分の名称です。
果物のレモンには、ビタミン、ミネラル、香り成分などの栄養素がありますが、ビタミンと言っても、ビタミンCやビタミンB1、B2なども含まれていますよね。
では、大麻はというと、カンナビノイドやミネラル、テルペンと言われる香り成分などの栄養があり、カンナビノイドには、100種以上の種類があると言われています。
その多数ある中の、カンナビノイドの一種をCBD(カンナビジオール)と呼びます。
CBDの違法性
大麻は大麻取締法により規制されています。
大麻草は古くから日本文化にも深く根付いていましたが、第二次世界大戦終戦後に、GHQから大麻取締強化の要請があり、そこから大麻取締法による規制が始まりました。
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大麻自体が法律によって規制されているのですから、大麻由来のCBDという成分も違法で危険なのでは?という不安を感じるのは当然ですよね。
ですが、大麻取締法でも、大麻全草を違法としているわけでは無いのです。
大麻取締法の「大麻の定義」は、以下のように記載されています。
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
つまり、日本でも大麻草の成熟した茎や種子や、それを原料とした製品には違法性がありません。
日本で一般に流通しているCBD製品は、こうした法規制に基づき、厳しくチェックされたものとなっています。
ですから、店舗や通販など、正規の流通ルートを通じて入手できるものは、安心して使用することができるのです。
■CBDは合法?捕まるリスクや未成年の利用など気になることまとめ■
大麻由来の成分でTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分もあるのですが、これは、危険薬物の成分として日本ではほんの微量でも規制対象になります。
日本で通常手に入るものは、違法性を心配する必要はほぼありませんが、海外から個人的に入手する場合、注意が必要です。
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フリマアプリなどでも扱いがありますが、CBD原料の質も様々で、中にはTHC以外にも不純物の混入したものが無いとは言い切れませんので、注意してください。
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ちなみに、CBDには依存性もありません。
CBDが注目される理由は?
では、なぜこのCBDという成分が注目されているのか、次はこの点について見ていきましょう。
大麻由来の成分
医療大麻などが話題となっていますが、海外では一部ですが、大麻を合法化する国も出てきています。
そんな中、日本でも違法性の無い安全な成分として、CBDが認知されてきたのです。
単に大麻由来ということで、好奇心を持つ方もいるでしょう。
ですが、中には日本の医薬品等で病状に改善が見られないことから、医療大麻に興味を持ち、そこからCBDにたどり着いた方も少なくないのです。
もちろん、大麻は危険薬物として規制されているものですが、CBDであれば安心して利用できます。
今後、ますますCBD製品が注目され、広がっていく可能性がありますね。
■カナビジオール(CBD)とは?「大麻」「THC」とどう違う?■
ストレス社会対策
ストレス社会で行きていくためには、ストレス解消も大事。
時には、心身ともにリラックスしたり、リフレッシュしないと、精神的にも体力的にも持ちませんよね。
そうした時に注目されるのがCBDなのです。
街中でもCBDショップやCBDカフェなど、CBD製品を扱うところが増えてきています。
ちょっとした息抜きの時間に、サッと取り入れてリラックスできるというのが、CBDが注目される理由の1つと言えるでしょう。
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CBD製品と目的に応じた選び方
CBD製品には、いくつもの種類があり、使用シーンや目的に合わせて選ぶことができます。
CBD製品には、
- CBDオイル
- CBDリキッド
- CBDワックス
- CBDパウダー
- CBDグミ
- CBDウォーター
- CBDバーム
など、多種多様なものが販売されています。
摂取方法としては、
- 吸引摂取
- 経口摂取
- 舌下摂取
- 経皮摂取
があり、摂取方法によって、効果が現れる時間や、効果持続時間が異なります。
また、CBD製品によって、CBDの配合濃度は様々です。高濃度ほど良いといった印象があるかもしれませんが、適量は人によって異なることも把握しておきましょう。
適量を把握すれば、無駄なくコスパも良くなります。
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素早くCBDを体感したい時は吸引摂取か舌下摂取
吸引摂取というのは、ベイプやヴェポライザーなどの道具を使って、気化した蒸気を吸う方法です。イメージとしては電子タバコのようなものですね。肺の毛細血管から成分を浸透させます。
吸引摂取できるのは、CBDリキッドやCBDワックス。吸引摂取は他の摂取方法と比較してスピーディーに効果が現れ、持続時間は短めです。
サクッとリラックスして、リフレッシュした時に向いていますね。
■CBDリキッドの吸い方|効果的に吸うためのコツ完全マスター■
舌下摂取というのは、舌の裏側にCBD製品を含み、舌下粘膜から毛細結果に浸透させる方法です。CBD配合のオイルやパウダー、グミなどがこの方法で摂取できます。吸引摂取と同様に、素早く効き、持続時間は短め。
吸引が合わない方、デバイス無しで取り入れたい方でも、簡単にCBDを取り入れられるのが魅力です。
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食べるCBD(経口摂取)は手軽で効果長持ち
CBD製品で経口摂取と言えば、CBDグミやCBDウォーターといったCBD食品ですね。
CBDオイルやCBDパウダーも、舌下ではなくそのまま飲み込んだり、飲み物や食品に混ぜて経口摂取が可能。
経口摂取は反応が出るまでに長くて1時間以上掛かるのですが、そこから長くて7~8時間など、長時間持続するのが特徴です。
そのため、寝る前の1時間前くらいにCBDを経口摂取する、といった使い方にも向いています。
経皮摂取はピンポイントで
経皮摂取というのは肌に直接塗る方法。CBDを配合したバームやロールオンなど、これにも様々なスキンケアアイテムがあります。
経皮摂取は、特定の部位にピンポイントで使用することができます。吸ったり食べたりといった方法のように、経皮摂取で全身にCBDが作用するということはありません。あくまでもその部位だけに効果を発揮させい時に向いています。
塗るだけなので、いつでもどこでも簡単に、手軽に活用できますね。
CBDを味方に付けてストレス社会を乗り切ろう
CBDというのは、大麻由来の成分ですから、なんとなく怖いイメージがあるかもしれませんが、正しいルートで入手すれば、何も問題はなく、リラックス目的で気軽に取り入れられるアイテムです。
禁煙をしたくてCBDベイプに切り替える方もいるのですが、吸引が苦手な方は他の方法でトライしてみると良いでしょう。
CBD摂取には、選択肢がいろいろあるというのも嬉しいポイントですね。フレーバーなども各種あるので、お好みのものからチェックしてみてください。あなたのリラックスタイムを、より充実させてくれることでしょう。
ただし、CBD製品は接種後眠くなることもあるので、車の運転前などは避けてください。特に、効果が遅く現れる経口摂取の場合など要注意です。CBDを安全に取り入れてストレス社会を乗り越えていきましょう。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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