CBDワックスのメリット・デメリットと3つの摂取方法まるっと解説
こちらのページでは、CBDワックスのメリットやデメリットから摂取方法などなど、初心者の方でもわかりやすくまとめて解説していきます。
目次
CBDワックスとは?どんな特徴があるの?
CBDワックスというのは、簡単に言うと「麻の成分のみをギュッと凝縮した固形物」であり、以下のような特徴があります。
- CBD濃度が高い
- CBD以外のカンナビノイドやテルペンも含有
- 固形またはジェル状
高濃度なCBDワックス
CBDリキッドやCBDオイルというのは、溶剤やオイルを混ぜたものですが、CBDワックスは凝縮した麻の成分をほとんど加工せずに精製しているため、非常に濃度が高いのです。
CBDリキッドでは濃度が5~10%程度、CBDオイルでは3~30%といった製品がよく販売されていますが、CBDワックスは60~100%と非常に高濃度となっています。
CBD以外のカンナビノイドやテルペンも含有するブロードスペクトラム
日本では規制対象となるTHCは含まず、CBD以外のカンナビノイドやテルペンなどを含むもの(フルスペクトラムやブロードスペクトラムという)を購入可能。
CBDワックスはCBDが高濃度で配合されているだけでなく、麻に含まれるその他の栄養素も含まれるブロードスペクトラムであり、CBD単体(アイソレート)よりさらにパワフルなサポートが期待できます。
CBDワックスの形状は固形またはジェル状
CBDワックスは、固形またはジェル状の粘度のある形状で、トロリとした液状のものや、やや硬めのテクスチャのものなどメーカーや製品によっていろいろ。
固形のものはシャッター、ジェル状のものはジェルワックスと呼ばれます。
CBDワックスのメリット
CBDワックスのメリットは先にご紹介したように、麻の成分が凝縮され、高濃度であることが第一に挙げられますが、その他にも
- アントラージュ効果
- コスパが良い
などのメリットがあります。
CBDワックスのアントラージュ効果
麻には、400種以上の活性化合物が存在し、その中にはさらに、100種以上のカンナビノイドが含まれています。
最も有名なカンナビノイドのひとつで、精神作用があり違法薬物として規制されているのが「テトラヒドロカンナビノール」=「THC」という成分。
この成分の存在によって全体的に悪いイメージを持たれている麻ですが、その他多くの成分を併せて摂取することで、相互に作用=アントラージュ効果をもたらすことも多くの研究でわかってきています。
例えば、CBD単体で摂取するよりも、CBGやCBNなど複数のカンナビノイドや、リモネンなどといったテルペン(香り成分)などと共に摂取する方がアントラージュ効果があるということになります。
麻の成分をできるだけナチュラルに近い状態で摂取したいのであれば、フルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBDワックスがまさにおすすめのアイテムなのです。
CBDワックスはコスパが良い
CBDワックスは、コスパが良いのも嬉しいメリットです。
CBDが高濃度で、かつその他のカンナビノイドやテルペンも配合されているフルスペクトラムやブロードスペクトラム。
アントラージュ効果も期待できて、さらに少量で済むことを考えればコスパは良いと言えるでしょう。
CBDワックスのデメリット
- 超濃厚で初心者向きではない
- バリエーションが少ない
- 吸い方には多少の手間がかかる
CBDワックスは超濃厚で初心者向きではない
CBDワックスは非常に濃厚で、初心者の方が試すには少し強すぎます。
タバコやCBDベイプに慣れている者でも、初めは咳き込んでしまうこともあるでしょう。基本的に、CBD製品は少量からちょっとずつ増やしていきながら、自分に合った濃度などを探っていくのがおすすめ。CBDワックスはその点で初心者向けとは言えません。
CBDワックスはバリエーション少なめ
CBDリキッドやCBDオイルなどと比較すると、バリエーションが少ないのはデメリットかもしれません。フレーバーなど楽しめるものや、ナチュラルな麻そのものといった香りのワックスもあるのですが、CBDリキッドなどと比較すると種類は少ないです。
フレーバーを楽しむのがメインの方はリキッドやオイルの方が親しみやすいでしょう。
CBDワックスの吸い方には多少の手間がかかる
CBDを吸入する場合には、ワックス用のデバイスが必要です。CBDリキッド専用のデバイスでは使用できません。
CBDリキッドを吸うための電子タバコにも種類がいろいろありますが、ワックス用のデバイスは使い方やお手入れに少々手間がかかりますし、コイルやアトマイザーといったパーツ交換などで費用もかかります。
ワックスに初めて挑戦するときは、スターターキットもあるので、そこから検討してみるといいでしょう。その際は、交換用のパーツのランニングコストなども把握しておくと安心です。
こだわりがある方、コストを抑えたい方は、コイルを自作する手間はありますが、RDAなどのアトマイザーを使用するという選択肢もあります。
CBDワックスの3つの摂取方法
CBDワックスには
- 専用デバイスで吸入
- 経口摂取
- 経皮摂取
の3つの摂取方法があります。
CBDワックスのデメリットとして、専用デバイスが必要であることをご紹介しましたが、CBDワックスは吸入する以外にも、経口摂取や経皮摂取でも利用可能。
経口摂取の場合は、そのまま舌下に含み、1分ほど置くことで血管から吸収、その後飲み込みます。
経皮摂取の場合は、直接痛みのある場所や炎症のある場所に塗布します。硬めのテクスチャで伸びが悪いため、ピンポイントで塗るような場合に向いています。
ちなみに、3つの摂取方法の中で吸収率が最も高いのは専用デバイスによる吸引です。
CBDワックスの扱い方
CBDワックスは、
- 低温で固まる
- 光に当たると変色することがある
といった性質があります。
そのため、保管は冷暗所保存が好ましいのですが、冷蔵庫保管には向きません。固まってしまったら、湯煎で溶かして使用します。
CBDに慣れてきたらCBDワックスもお試しを
CBD以外のカンナビノイドも多く含み、アントラージュ効果も期待できるCBDワックス。
麻に含まれる成分をギュッと凝縮したそのパワー。やや難易度高めで多少の手間はかかりますが、コスパもいいので一度試してみてはいかがでしょうか。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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