大正12年創業、(株)吉兆堂の新しい挑戦。CBDブランド「ataracia」へインタビュー
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2023年11月27日

大正12年創業、(株)吉兆堂の新しい挑戦。CBDブランド「ataracia」へインタビュー

今回は、日本に新たなウェルネスの波をもたらす株式会社吉兆堂のCBDブランド「ataracia」に注目。ataraciaは、日々忙しい現代人が本来ありたい自分の姿に近づくためのセルフケアとして、CBDを取り入れた新習慣を提案しています。製品の開発や品質管理にこだわる同社の光島氏に、CBDの魅力やataraciaの特徴について詳しく話を伺いました。

ブランド「ataracia」のご紹介をお願いします


日々忙しい現代人が本来ありたい自分の姿に近づくためのセルフケアとして、CBDを取り入れた新習慣をご提案しております。

心の平静を意味する 「ataraxia」と日本語の「新しい」を掛け合わせ、大正12年創業の吉兆堂から、日本発のCBDブランドとして2017年に誕生しました。
CBDの可能性を広めるために、高品質で安全な製品の開発を続けています。

CBDブランドを立ち上げた経緯を教えてください

弊社代表のミュラーアレックスが、アメリカ全土で注目を集めつつあったCBDがHealth and Wellnessへ特化していることに魅了され、2017年にCBD事業とataraciaブランドを立ち上げました。忙しい日本人の生活にも、その恩恵を広めたいという想いがありました。

ataraciaのこだわりと特徴について教えてください

自社管理による品質保証

ataraciaでは、CBD原料の品質には一切妥協していません。そのため、農園からCBD原料の抽出、輸入に至るまでの全過程を自社で管理しています。
定期的な現地視察を通じて、最高品質のCBD原料の安定供給を確保し、品質へのコミットメントを実現しています。

国内製造へのこだわり

ataraciaでは、CBD原料の輸入後、全製品は国内で製造しています。
また、製造工場は、GMP(医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準)に準拠したもので、製造から完成までの過程が透明化しています。

この徹底したトレーサビリティにより、お客様に高品質な製品を安心して、自信を持って提供していることが大きなこだわりです。

CBD原料の品質について

吉兆堂では、製造卸も行っており、CBD原料の品質には特にこだわっています。高品質なアイソレートを使用することで、苦味を抑えた製品を提供しています。

CBDの水溶化技術と特許取得

CBDは、油溶性の成分であるため、水に溶けにくいという欠点があります。水に溶けにくいということは、体内で吸収されにくいということでもあります。

この問題を解決するために、CBDの水溶化に成功し、その画期性と優秀性が認められ、この技術に関する特許(第7140865号)も取得しました。また、水溶化されたCBDは、水やお茶などのドリンクやスープなどの料理に溶けやすく、摂取が容易になります。

第三者機関による品質検査

CBD原料や製品の品質を確かなものにするために、第三者機関による品質検査を行っています。

原料輸入時だけでなく、各製品の完成後にも第三者検査機関でTHCを含む日本国内で規制されている成分全てにおいてN.D(検出されない)という結果を得ています。

おすすめ商品を教えてください

ataracia CBDドリンクパウダーです。
特許も取得しているパウダーで、ほぼ無味無香なので飲み物はもちろんのこと、スープやご飯・料理に振りかけたり混ぜたりしても、しっかりと溶け込みます。
使用される方の生活スタイルに合わせた方法でCBDを手軽に摂取できることが強みです。

また、従来のオイル剤型よりも水溶性のパウダー化にすることで、消化管吸収率が約3.4倍も向上しています。(当社研究より)

どんな人に、どんな時に使ってほしいですか?

日々忙しく生活する方へおすすめです。
1日のスタートを元気に過ごしたかったり、睡眠前やきもちを切り替えたい時や、リラックスタイムを充実させたい時、サウナやヨガなどのドリンクに混ぜて利用などをぜひお勧めしたいです。

3年後のブランド目標を教えてください

ataraciaの目標は、CBDを使用したウェルネスケアを日本で一般的なものとすることです。

CBDは、自然由来の成分でありながら、心身の多くの可能性をもたらすことが多く研究されてきています。しかし、日本ではまだCBDに対する認知度や理解度が低く、偏見や誤解も少なくないのが現状です。ataraciaは、CBDの正しい知識と使い方を広めることで、日本人のウェルネスライフをサポートしたいと考えています。

そして、「CBDブランドと言えば吉兆堂のataracia」と認識されることです。CBDの品質や安全性に妥協せず、自社管理と国内製造にこだわっていることや、水溶化技術など、CBDの利用方法を革新することで、お客様のニーズに深くまで応えられるよう日々努力をしています。

また、ドラッグストアやディスカウントストアなど、もっと手軽に購入できる場所での製品販売を目指しています。ataraciaは、CBDを身近なものとして、日本中の人々に届けたいと思っています。そのために、販売チャネルの拡大や価格の見直し、新商品の開発など、さまざまな取り組みを行っています。

最後に伝えたいことはありますか?

弊社の"ataracia CBD"を知っていただくことはもちろんですが、CBDそのものの可能性や成分の安全性などを正しく知っていただけるような活動をこれからも行なって参ります。

CBDは、まだまだ発展途上の分野であり、新しい発見や研究が日々行われていますので、CBDの最新の情報や知見、技術に常にキャッチアップし、お客様にお届けしていきます。

以上、株式会社吉兆堂のCBDブランド「ataracia」について、光島氏からの貴重なお話をお届けしました。業界のパイオニア的存在でありながら、技術革新にも手を緩めないataraciaの製品には、今後も大いに期待が集まりますね。

今後もCBD関連のブランドや企業にインタビューを続けていきますので、次回もどうぞお楽しみに!

CBD JAPAN編集部一同

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