CBDリキッドの高濃度を求める前に知っておきたい適切濃度
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2021年9月13日

CBDリキッドの高濃度を求める前に知っておきたい適切濃度

CBDリキッドを選ぶとき、高濃度であることを基準に選んだりしていませんか。CBDは、濃度が濃いとその分効果が高い、といったものではありません。

こちらのページでは、CBDリキッドの高濃度を求める前に知っておきたい予備知識をまとめてご紹介します。

あなたにピッタリ合うCBDリキッドを選ぶための参考にして下さい。

CBDリキッドは高濃度ほど効くという勘違い

CBDは高濃度であるほど効果があると勘違いする人が多い

アルコールは度数がアップするほどキツく、酔いが回りやすくなりますよね。その感覚でCBDリキッドも濃度が濃いほうが効くというのは勘違いです。

CBDは、濃いほどに効果が上がるわけではありません。高濃度であれば、たしかに吸ったときにガツンとくる感じもありますが、必ずしも効果が高まるとは限らないのです。

【CBDリキッドの濃度】適切なのはどれくらい?

CBDリキッドの適切な濃度

では、CBDリキッドの適切な濃度はどれくらいなのか。

これは人によっても、CBDを使用する目的によっても異なります。

摂取量の目安

CBDリキッドの推奨摂取量といった基準はありませんが、目安としては、1日20~100mg程度。この範囲で、最初は1日5mg程度から試して、少量ずつ調節しながら自分に合う量を決めていくといった方法が好ましいとされています。

個人差がある

人それぞれ、体格差もあれば、年齢差もありますし、その日の体調によっても適切な量が異なるというのが本当のところです。

CBDが高濃度であればあるほどオススメということはなく、人によって最適濃度というのがあるので、少しずつ自分でメモをしながら合うCBD商品を試していくのがオススメということになります。

CBDの含有率や濃度のトラップ

CBDの濃度や含有量

CBDリキッドに限らず、多くのCBD製品にはCBDの含有率や含有量が記載されています。

この含有率や含有量といった言葉の意味を理解していないと、選び方を間違えることもあるので注意しましょう。

含有率と含有量の違いを知ろう

CBDの含有率

含有率というのはそのCBD製品の中にCBDが何%含まれているかという数値です。

例えば、

  • 10mlのCBDリキッドで含有率5%であれば、CBD含有量が500mg
  • 10mlのCBDリキッドで含有率10%であれば、CBD含有量が1,000mg

となります。

このように、容量が何ml入っているかわかれば、そのCBD製品全体に含まれているCBDの含有量がわかります。ですが含有率だけで容量がわからなければ、CBDがどれくらい含まれているのかがわからず、ほとんど意味のない数値となってしまいます。

少しずつ試しながら適切な摂取量を知りたいのに、そもそもどれくらいCBDが含まれているのかわからなければ困りますよね。

リキッド以外では、容量の記載がなくこの含有率のみ記載されているCBD製品もありますので選ぶ際には注意しましょう。

CBDの含有量

含有量というのは、そのCBD製品全体に含まれるCBDの総量を表します。

CBDリキッドの場合であれば、何ml容量であるかによってトータルで含まれるCBDの含有量も変わってきます。

例えば、

  • 10mlで10%濃度のCBDリキッドであればCBD含有量は1,000mg
  • 30mlで3.3%濃度のCBDリキッドであればCBD含有量は約1,000mg

となります。

1本のボトルに同じ1,000mgのCBDが含まれていても、1滴に含まれるCBDの量は全く違います。このように商品によって濃度や含有量が異なるので摂取する際にはよく確認しましょう。

CBD製品の価格

継続して使用するならコスパも重要。

CBDの含有量が多ければ多いほど、値段は高くなるというのが一般的ですが、CBD製品によってはかなり大きな価格差となる場合もあります。

様々な濃度のものを比較するには、CBD1mgあたりの単価で比較すると良いでしょう。

CBDリキッドの場合、安いものでCBD1mgあたり5円程度から、高いものでは30円以上するものもあります。

この単価はCBDの濃度だけでなく、CBD単体を含むアイソレートか、CBD以外のカンナビノイドを含むフルスペクトラムやブロードスペクトラムか、といった違いでも異なります。

■ブロードスペクトラムとは?他の種類との違いやメリットなど解説■

CBDリキッド高濃度のデメリット

CBDリキッドの摂取過剰によるデメリット

CBDリキッドは高濃度が必ずしもいいとは限らないとお伝えしましたが、実際に摂取過剰により

  • 肝障害を起こす可能性
  • 苦味が増す
  • 価格が高い
  • 逆効果になる可能性

といったデメリットがあります。

肝障害を起こす可能性

あまりに高濃度のCBDを摂取しすぎると、肝臓に負担がかかり肝障害を起こす可能性があります。最大でも1日100mg程度で抑えておくことをおすすめします。

苦味が増す

濃度が濃ければ必然的に麻独特の苦味も増して、人によっては好みが分かれるところでしょう。

価格が高い

CBDは高価な成分ですから、濃度が上がれば当然コストもかかります。CBD製品は少ない量の方が効果が得られる場合もあるので、自分に合った適量でコストが抑えられるかもしれません。

逆効果になる可能性

CBDというのは人によって、また体調などによっても最適な量というのが異なり、多いほどに効果が増すというものではないことが研究でも明らかとなっています。

最適な量を超えれば、そこからはさらに量を増やしてもマイナスに作用することがありますので、適量を目指しましょう。

CBDリキッド高濃度のメリット

高濃度CBDリキッドのメリット

高濃度のCBDリキッドにはメリットもあります。

それは、高濃度のCBDリキッドを購入することで、CBD1mgあたりの単価が安くなることです。高濃度のもので吸う回数を減らすことができれば、ランニングコストを減らすことができますね。

CBDリキッドの濃度より注目すべきこと

CBDリキッドを選ぶ際に濃度より大事なこと

CBD摂取では、高濃度であることばかり注目されがちですが、その他にも効率良く摂取するために注目すべきことがあります。

それは、

  • 摂取方法
  • アントラージュ効果

です。

摂取方法

摂取方法としては、CBDオイルやCBDグミなどと比較すると、CBDリキッドを吸引する方がずっと吸収率が良いのです。

摂取方法によって体感も変わってきますので、より効果を得たいのであれば摂取方法にこだわるのもひとつの方法です。

アントラージュ効果

CBDは単体で摂取するよりも、大麻に含まれる他のカンナビノイドやテルペンなどと共に摂取したほうが、それぞれの成分の相乗効果=アントラージュ効果でより良い効果が得られることが知られています。

■アントラージュ効果って?期待するならCBD製品はこれを選べ!■

アントラージュ効果を期待するのであれば、フルスペクトラムやブロードスペクトラムと表示のあるCBDリキッドを選ぶのがおすすめです。よりナチュラルな大麻に近い成分を総合的に摂取することが可能なのです。

■ブロードスペクトラムとは?他の種類との違いやメリットなど解説■

CBDはその人に最適な量というのがありますので、いたずらに高濃度を求めるのではなく、自分に合った量というのを見つけることが大事です。

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