大麻の別名|隠語・スラングあれこれまとめて解説
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2021年8月21日

大麻の別名|隠語・スラングあれこれまとめて解説

日本においては違法薬物に指定されている大麻ですが、諸外国では合法的に嗜好品として流通している場合もあり、タバコのように愛好家も存在しています。

そしてそういった背景から、現在は多くの愛称や隠語、スラングが存在しており、それぞれを知ることで世界の大麻へのイメージをより深く知ることができます。
今回はその中から特に代表的なものをピックアップしていきますので、是非知識の一環として参考にして下さい。

大麻の様々な呼び方

大麻の呼称、他の呼び方

まずは大麻自体の別名やスラング、隠語を見ていきましょう。

ちなみに「大麻」は法律上、花穂と葉を指している呼び名の1つです。

代表的な別名

  • マリファナ/ガンジャ

大麻を乾燥させて細かな葉にした状態であり、特に代表的な呼び名です。

  • アサ

大麻草の植物学的な名称です。

  • ヘンプ(Hemp)

麻の英語表記であり、マリファナのように加工される前の状態です。

市場では葉の形を模したグッズが販売されているため混同しがちですが、正式にはTHC濃度0.3%以下の産業用大麻を指しています。

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  • カンナビス

大麻の学術名であるCannnabis satiba L.(カンナビス・サティバ・エル)を省略しています。

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  • ハシッシュ/大麻樹脂

大麻の樹脂を精製したブロック状の製品であり、高濃度のTHCを含んでいます。

  • バッズ

花穂部分ばかりを集めて乾燥させた製品であり、THCの含有量が多い特徴があります。

  • ナチュラルドラッグ

大麻等の自然由来のドラッグを表している用語です。

大麻の隠語

  • 葉っぱ/クサ

大麻を指している代表的な隠語ですが、場合によってはこちらで呼ばれることの方が多いほどにメジャーです。

  • チョコ

大麻樹脂を指している隠語であり、ブロック状になった製品の見た目や色合いがチョコレートに似ていることにちなんでいます。

  • 野菜

近年SNSを中心に利用されている隠語であり、販売者がアカウントの凍結を避けるために利用することが多くなっています。

また、野菜とあわせて「手押し(手売り)」も多用されており、SNS上でやり取りして受け渡しをするケースが増えているとされ、現在新たな流通の温床として問題視され始めています。
もちろんですが、関係者が1人でも警察に見つかれば、すぐに芋づる式に逮捕されます。
見つけても絶対に取引するのはやめましょう。

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  • Dab(ダブ)

高品質のマリファナを指しており、Exotic(エキゾチック)、Gelato(ジェラート)、Getty(ゲティ)、Kush(クッシュ)、Loud(ラウド)、Oreo(オレオ)等も製品名や品質の高さを表す言葉として用いられています。

また、Midget(ミッド)、Shrimp(シュリンプ)等は一般品質を表す際の隠語です。

  • ブロッコリー

大麻の葉の形状がブロッコリーのように見えることに由来している隠語であり、こちらもSNSで多用される傾向があるようです。

また、ほとんどの場合そのまま表記されることはなく、端末に標準搭載されている絵文字をそのまま使用しています。

  • lemon(レモン)

アメリカで大麻を売買する際に利用される隠語であり、lemon=大麻を表しています。

ちなみにとあるハンバーガーチェーン店で隠語と使われいたようで、ある客がアイスティーを購入する際にこの意味を知らず「Extra lemon(レモン多め)」と注文したことで、紙コップの中に3パック分の大麻が入っていたというドラッグニュースが同国で話題になりました。(もちろん通常はそういったサービスはありません)

大麻のスラング

  • 420

最も有名ともいえるスラングであり、1970年頃のカリフォルニア州、サン・ラフェル高校の生徒達が大麻を吸うために毎日午後4時20分にルイ・バスツール銅像の前で集まっていました。しかし、実際のところは沿岸警備隊が育成している大麻草を奪うために出発しようとしていた、というエピソードが有力な由来とされています。

上記の真偽は別として、大麻の世界観を表すようなウィットに富んだ内容であることから、現在においても多くの方に親しまれている一方、SNSの販売業者の中にはアカウント名に420を入れる等、良くも悪くも広い用途で用いられています。

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  • Mary Jane(メリー・ジェーン)

Mary JaneはMarihuana(マリファナ)の語源であるメキシコ系女性に多い名前のMaria Juanaをアメリカ系の女性名に直したことが由来とされており、欧米では音楽の歌詞等でも使われている有名スラングです。

大麻の色合いから派生したスラングであり、日本のラッパー CHEHON氏が同名の楽曲をリリースしたことで、より一般層に拡散された背景があります。

「愛した女の名前はみどり(緑)」といった暗に大麻を表す独創的な内容となっているため、興味のある方は是非1度聞いてみて下さい。

  • WEED(ウィード)

日本語では雑草の意味であり、大麻の葉を連想させることが由来となっているスラングです。

  • POT(ポット)

鉢植えが由来となっているスラングであり、1世代前に広く用いられていました。

大麻関連の隠語・スラング

大麻の隠語・スラング一覧

ここからは大麻に関連する器具や状態の隠語やスラングについて見ていきましょう。

  • ブリブリ

大麻を吸引してトリップした状態を表すスラングであり、日本のラップ業界で用いられていました。

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  • マンチ/マンチーズ

食欲増進状態になり、食べ物がおいしいことや食事を止めることができないことを表すスラングです。

  • パケ

大麻を保管する際に利用するビニール袋を指しており、物自体は一般的に流通している製品となります。

  • 710

オイルを指しているスラングであり、710を逆さにするとOILになることに由来しています。

  • ストーナー

トリップしている状態を表すstoned(ストーンド)に由来したスラングであり、諸外国等で日常的に大麻を使用している愛好家を指しています。

  • High Life(ハイライフ)

こちらも大麻愛好家を表すスラングです。

  • Bong(ボング)

喫煙具の1つである水パイプを指しています。

  • グリーンサラダ

大量の大麻の見た目がグリーンサラダのように見えることから生まれたスラングです。

  • Bales(ベイル)

袋に詰め込まれた大麻を表しています。

  • Joint(ジョイント)

大麻を喫煙する代表的な方法であり、タバコの巻紙で巻いたものです。

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  • Hot Box(ホットボックス)

車内や密室等で大麻を使用したことで、煙が充満している場所を指しているスラングです。

  • Dealer(ディーラー)

大麻の売人を指しており、売買行為自体をDeal(ディール)と呼んでいます。

大麻の世界は隠語やスラングに溢れている

世界中に存在する大麻の隠語・スラング

大麻の世界は隠語やスラングが多く、世界中で認知されていることから現地でしか使用されないようなものも存在しており、独創的なネーミングが数多くあるようです。

一方、この背景には大麻取締法を逃れるために販売業者が日々新たな造語を増やしていることも挙げられています。
したがって、こういった知識を増やすことが犯罪行為に巻き込まれないための自衛手段に繋がるため、本記事で解説した内容を是非参考にしてみて下さい。

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この記事を監修した人

CBD JAPAN 編集部

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