シーシャを電子タバコで|携帯できる電子シーシャとベイプの違いは?
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2024年1月2日

シーシャを電子タバコで|携帯できる電子シーシャとベイプの違いは?

まろやかな吸い心地や、煙でフレーバーを楽しむ感じなど、リラクゼーションにもぴったりのシーシャですが、ややハードル高めで、携帯にも不便、さらにコストもかかります。

もっと手軽に、シーシャのような喫煙体験を楽しむことはできないのか、などと考える方も少なくないでしょう。

そんな中、注目されているのが電子シーシャ。

電子タバコやベイプなど、様々な名称で喫煙グッズが販売されていますが、その違いが分からずに戸惑っていませんか。

こちらのページでは、シーシャと電子タバコの違いや、電子シーシャと電子タバコの違いなど、初心者の方向けに、詳しく分かりやすく解説します。

手軽なリラクゼーションを、安心安全に試すための知識をインプットしていきましょう。

シーシャと電子タバコの違いとは

シーシャと電子タバコの違いとは

シーシャや電子タバコなど、最近は種類も豊富。それぞれの違いも分かりにくいですよね。

まずは、シーシャと電子タバコの違いから整理していきましょう。

シーシャ=水タバコ

シーシャというのは水タバコのことで、水パイプという喫煙具が必要です。

シーシャとは、タバコ葉のシロップ漬け(シーシャフレーバー)を炭で燻し、その煙を水でろ過して吸うもの。

水を入れた壺と、そこに繋がれたホースが、なんともオリエンタルな雰囲気を醸し出しています。とても印象的な喫煙具ですよね。

一般的な紙巻きのタバコとはかなり見た目も違いますが、シーシャもタバコ葉を使用しており、タバコの一種です。

紙巻きたばことシーシャの大きな違いは、喫煙スタイルと発するにおい。シーシャはタバコ葉を甘い蜜に漬けたものを燻すため、いわゆるタバコ臭さがなく、甘い香りがします。

一般的なタバコと同様に、ニコチンゼロで香りやフレーバーを楽しむタイプのシーシャもあり、喫煙習慣のない女性にも人気があります。

シーシャバーなどで喫煙を楽しむ分には、優雅なリラックスタイムといった印象ですが、自分で楽しむとなると、水パイプや炭などの道具が必要なだけでなく、1回喫煙するための準備から片付けまで手間も時間も掛かるのがデメリットといえるでしょう。

「一服のために炭おこしから始まるのはちょっと・・・」という方も少なくないはず。

そうなると、炭おこし不要の電子タバコという選択肢も出てくるでしょう。

電子タバコはタバコじゃない

電子タバコというのは、リキッドを電気で加熱して、発生した蒸気を吸うものです。

電子タバコは、他にも

  • VAPE(ベイプ)
  • ヴェポライザー

などといった名称がありますが、基本的にはどれも同じです。

電子タバコは、アトマイザーにリキッドを充填、バッテリーで加熱して喫煙するものですが、日本では基本的に、ニコチンの入ったリキッドの販売ができません。

厚生労働省のページに、ニコチン入りのリキッドについて以下のように記載があります。

ニコチンを含む電子タバコは、基本的に、薬事法に基づく承認(有効性や安全性などの確認)が必要ですが、これまで国内で承認された製品はありません。

引用:厚生労働省HP

つまり、日本で購入できる電子タバコはニコチンフリーで、タバコ製品ではないのです。

電子タバコで使うリキッドでよくあるのは、PG(プロピレングリコール)やVG(ベジタブルグリセリン)に香料等を混ぜたものです。

PGやVGというのは、食品にも入っていて安全性が高いと言われていますが、長期的な喫煙による安全性や健康被害について、まだ詳しいことが分かっていないのが現状です。

シーシャと電子タバコはここが違う

ここまでの情報をまとめると、シーシャはタバコ、電子タバコはタバコ製品ではない、というのが両者の最大の違いですね。

ただ、ニコチンフリーのシーシャであれば、電子タバコとスタイルが似ています。

シーシャは、炭を燃焼させることで一酸化炭素が発生し、吸い続けると酸欠になることがありますが、電子タバコは電気による加熱なので、一酸化炭素は発生しません。

その反面、電子タバコのリキッドに含まれる成分が健康被害を招く可能性もゼロではありません。例えば、PGやVGなどリキッドに含まれる成分でアレルギー反応を起こす場合もあるのです。

シーシャと電子タバコには、それぞれメリット・デメリットがありますが、いずれも煙を吸うことで、肺への悪影響を避けられない点は共通しています。

■シーシャの健康被害は?体に悪いのは普通のタバコと同じ?■

電子シーシャと電子タバコって違うの?

電子シーシャと電子タバコって違うの?

「電子シーシャ」として販売されている製品もいくつかありますが、基本的には電子タバコと同じ。

ここでは、実際に販売されている電子シーシャをいくつかチェックしてみましょう。

電子シーシャ「Air mini」

こちら「Air mini」は、使い捨てのペイプペン。開封して吸うだけ、という手軽さが魅力です。「Air mini」は人気が高く、2022年3月17日時点では、全商品売り切れ状態でした。

原材料は、植物性グリセリン、プロピレングリコール、香料となっています。

電子シーシャ「Air mini」

電子シーシャ「Air shisha」

Air miniから、2022年3月に新たにリリースされた「Air shisha」。

50,000円超の価格で予約販売中ですが、発売前にSOLD OUT状態、注目の電子シーシャです。

現在発売前で、商品の詳細が公表されていませんが、炭もメンテナンスも不要とのこと。リキッドを電気で加熱してフレーバーを楽しむ大型の電子タバコといったイメージでしょうか。

電子シーシャ「Air shisha」

aspire「Proteus E-Hookah」

ベイプでも知名度の高いaspireというメーカーの「Proteus E-Hookah(プロテウスイーフーカ)」。

上の動画の、水パイプ上部にセットされている黒い機器が「Proteus E-Hookah」本体です。

Hookahというのは、英語で水タバコのこと。

通常、水タバコというのは、水パイプの一番上の部分、クレイトップというパーツにシーシャフレーバーを入れ、その上で炭を燃焼させて喫煙します。

■シーシャを自宅で楽しむために必要なもの8つ|費用はどれくらい?■

この「Proteus E-Hookah」は、内部にリキッドを充填、クレイトップの代わりに水パイプにセットして電気で加熱し、発生した煙を吸入するタイプの電子シーシャです。

炭やシーシャフレーバーを使用せず、電気でリキッドを吸うのは電子タバコと同じですが、水で煙をろ過するゴボゴボといった感覚は楽しめます。Air miniなどより本格的なシーシャ感を感じられるタイプといえるでしょう。

「Proteus E-Hookah」なら炭を使わないので、一酸化炭素中毒になるリスクもゼロです。

aspire「Proteus E-Hookah」(楽天)

リラクゼーションにはCBDも選択肢に

CBDも選択肢に

本格的なシーシャは、1時間ほどの長い喫煙時間でリラックスするのに最適ですが、道具も時間も手間も必要で、初心者の方にはかなりハードルが高いですよね。

電子タバコのように、手軽に取り入れられるリラクゼーショングッズとして、CBD製品もチェックしてみてはいかがでしょうか。

CBDはベイプの他にも、CBDオイルやCBDグミなどもあり、取り入れ方も多種多様。豊富な選択肢からお好みでチョイスできます。

■CBDとは?【いまさら聞けない】人気の理由やCBD製品のこと■

CBDというのは、麻に含まれる天然成分。主にリラクゼーションを求める方に支持されている注目の成分です。

麻の成分といっても、CBDは違法な成分ではありません。ハイになるようなこともありません。

■大麻の茎がカギ?CBD違法合法の区別とチェックすべき注意ポイント■

あなたのお好みに合った方法で、ストレスを安全にスッキリ解消していきましょう。

この記事を監修した人

CBD JAPAN 編集部

CBD JAPANは2021年10月に設立された企業で、「心身の本来の力を引き出し、健康で明るい社会を作る」というミッションを掲げています。コラムは全て下記の監修者のもとで、コンテンツ制作ポリシーに従い制作しております。

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