ヘンプシード食べ方のおすすめは?栄養素も把握してもっと身近に!
こちらのページでは、ヘンプシードについて、その食べ方や栄養素などの他、危険性やデメリットまでまとめて解説します。
ヘンプシードの特徴を把握して、スーパーフードを日々の食生活に取り入れてみませんか。
目次
ヘンプシードとは?
ヘンプシードというのは、麻の実のこと。
麻の実は、古来から世界中で食用や医療目的で活用されていました。
必須脂肪酸や必須アミノ酸などの他、タンパク質やミネラルも豊富に含み、人々の健康を支えてきたのです。
ヘンプシードから抽出したヘンプシードオイルも栄養豊富なオイルとして注目を集めています。
■ヘンプオイルとCBDオイルの違いとは?違法性や栄養素を比較■
ヘンプシードの食べ方|おすすめはコレ!
ヘンプシードの食べ方としておすすめなのは、生食。殻を剥いたものであれば、何にでも振りかけたり混ぜたりしてそのまま食べられます。
なぜ、生食がおすすめかというと、加熱に弱い不飽和脂肪酸をたっぷりと含んでいるから。
ヘンプシードの魅力は、食事から摂る必要のある必須脂肪酸が豊富に、バランス良く含まれていること。
これを最大限に活かすためにも、生でそのまま食すのがおすすめなのです。
ヘンプシードは、細かくて柔らかくナッツのような味わいで、とても食べやすいスーパーフードなのです。消化吸収をしやすい食品でもあります。
食べ方としては、ゴマと同じ感覚でトッピングなど様々に使えます。
- サラダやおひたし
- 豆腐
- ご飯やトースト
- 味噌汁やスープ
- ヨーグルト
- スムージー
- スイーツ
など、なんにでも混ぜたり和えたりするだけです。
ヘンプシードを加熱しても大丈夫なのか?というと、加熱して食べられないということではありませんが、不飽和脂肪酸は酸化しやすく、加熱すると変質してしまいます。
ヘンプシードはできるだけ加熱せず、特にスーパーフードとして取り入れるのであれば、そのまま摂取するのが望ましいのです。
ちなみに、殻付きのヘンプシードは七味唐辛子に入っていますが、殻付きは食べにくいので、日々の食事で気軽に取り入れたい場合は殻剥きのタイプを選ぶといいでしょう。
ヘンプシードの危険性は?
ヘンプシードは、大麻由来ということで危険性を感じる方もいるかもしれませんが、危険性はありません。
日本で大麻は禁止されていますが、取り締まり対象の大麻の定義からは「大麻草の種子及びその製品」は除外されています。
→ 大麻取締法第一条
大麻が危険薬物とされているのは、THC(テトラヒドロカンナビノール)という、いわゆる「ハイ」になるような成分を含んでいるから。
THCというのは、大麻の花や葉の樹脂部分(トリコーム)に多く含まれている成分であり、種子にはそういった作用はありません。
■トリコームでわかる?大麻の良し悪しを決める大事なポイント■
大麻は危険薬物として日本でも規制されていますが、少なくとも日本で流通しているヘンプシードやヘンプシードオイルには、THCは含まれず、違法でもないのです。
ヘンプシードはむしろ、栄養豊富で健康のためにも積極的に取り入れたい食材の1つといえるでしょう。
ヘンプシードの栄養素
続いて、ヘンプシードの栄養素について見てみましょう。
ヘンプシードはスーパフード
ヘンプシードは、栄養豊富なスーパーフード。
- 必須脂肪酸
- 必須アミノ酸
- ビタミンE
- タンパク質
- ミネラル
- 食物繊維
など、人が生きていくために欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
必須脂肪酸や必須アミノ酸は、人の体に必要不可欠であるものの、体内では生成されない栄養素で、食品から摂取しなければなりません。
ヘンプシードはこれらの必須栄養素をバランス良く含む、優れた食品なのです。
ヘンプシードにCBDは含まれる?
ヘンプシードはスーパフードといわれていますが、麻特有のカンナビノイド、CBDなどはほとんど含まれていません。
カンナビノイドというのは、大麻に含まれる植物化合物で、THCやCBDはそのカンナビノイドの一種。
大麻の成分ということで、ヘンプシードを食べればCBDも摂取できそうですが、実際のところヘンプシードにはCBDがほとんど含まれていません。
CBD摂取が目的であれば、ヘンプシードやヘンプシードオイルではなく、CBD製品を検討しましょう。
ちなみに、同じカンナビノイドでも、THCはハイになる精神作用をもたらす危険性のある成分ですが、CBDにはそういった作用はありませんのでご安心ください。
CBDは、日本でも合法で、主にリラックスを目的として愛用する方がほとんど。ヘンプシードと合わせて、CBDオイルもチェックしてみてはいかがでしょうか。
■CBDとは?【いまさら聞けない】人気の理由やCBD製品のこと■
ヘンプシードのデメリット
ヘンプシードにもデメリットはあります。
それは、
- 加熱に弱い
- 酸化しやすい
- 食べすぎで下痢になりやすい
といったところです。
先述のとおり、ヘンプシードは加熱に弱いので、食事に取り入れる場合は仕上げに加えるようにするといいでしょう。
酸化しやすいので保管時は直射日光を避け、開封後はしっかり密封したうえで、冷蔵庫もしくは冷凍庫での保存、早めに使い切るのがおすすめです。
ヘンプシードがスーパーフードだからといって、食べすぎは禁物。大量摂取は下痢の原因になるのでご注意ください。
ヘンプシードの摂取量は、1日大さじ1杯(20~30g)程度を目安にすると良いでしょう。
毎日スプーン1杯のヘンプシードを
ヘンプシードは、麻の種子。バランス良く栄養素を摂取できる優秀な食品です。
もちろん、ヘンプシードには違法性や危険性もなく、安心して日々の生活に取り入れることができます。
ナッツのような味わいで、ゴマのように手軽に取り入れられる便利なスーパーフード。
必須脂肪酸や必須アミノ酸など、人が生きていくために必要な栄養素をたっぷり含むヘンプシードを、毎日スプーン1杯続けて、健康維持に役立てましょう。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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