CBDハーブの作り方|自作の方法と注意ポイント
ジョイントやヴェポライザーで楽しむためのCBDハーブ作り、早速チェックしていきましょう。
目次
CBDハーブの作り方
CBDハーブというのは、簡単に言えばハーブとCBD原料を混ぜたもの。
材料が揃えば自作もできます。
自作する場合の作り方としては、ハーブを準備し、そこにCBD原料を混ぜ込むだけです。
CBDハーブに使用できるハーブ
CBDハーブに使用されているハーブは、麻ではありません。
例えば「麻皇ハーブ」のCBDハーブは、オーガニック栽培の
- モリンガ
- マーシュマロウ
がベースとなっています。
→ 麻皇CBDハーブ
モリンガとは
モリンガというのは、スーパーフードとしても知られる南米原産の植物。食材として用いられる他、お茶にして飲むこともあります。
モリンガは、タンパク質やビタミン、ミネラルなど、豊富な栄養素が含まれることで注目を集め、日本でもお茶や粉末、サプリメントなどとして販売されています。
CBDハーブに使用する場合は、乾燥リーフを入手すると良いでしょう。
マーシュマロウ
マーシュマロウというのは、ヨーロッパで古くから医療にも使われていたハーブ。
マシュマロの原料として使われていたこともあり、コトコト煮るととろみがでます。
市販品では、ハーブティとして葉や根を乾燥させたものが入手できます。
この他にも、様々なハーブが使用できますので、用途に合わせて選んでみると良いでしょう。
その他のハーブ
モリンガやマーシュマロウの他にも、いろいろなハーブがあります。
例えば、
- よもぎ(マグワート)
- カモミール
- ラベンダー
- セージ
- ローズマリー
- エキナセア
- セントジョーンズワート
- ペパーミント
などは、CBDハーブにも使用できます。
いずれも、乾燥したものが市販されていますので、ジョイントなどで巻きやすい、点火しやすい形状のものを選ぶと良いでしょう。
CBDハーブに使用するCBD原料とは
CBDハーブを自作する際のCBD原料としては、CBDパウダーやCBDワックスなどがあります。
CBDパウダー
CBDパウダーは、麻の成分からCBDのみを抽出したもので、純度99%~100%と高濃度の原料になります。微細なパウダー状なので、ハーブにも混ぜやすいタイプですが、無味無臭です。
CBDパウダーはCBD以外の成分は含まない原料で、アイソレートやクリスタルなどともいいます。
■CBDクリスタル(結晶)の特徴・効果やメリット|違法性は大丈夫?■
CBDワックス
CBDワックスというのは、麻の成分を高濃度に濃縮したもので、こちらも60%程度のものから90%以上など高濃度。ジェル状のものや、固形のものがあり、フレーバーの種類もブランドによっていくつか種類があります。
CBDワックスは、麻の成分を凝縮しているため、CBD以外の成分も含むブロードスペクトラムになります。
■ブロードスペクトラムとは?他の種類との違いやメリットなど解説■
ブロードスペクトラムのCBD製品では、CBD以外の麻の成分と合わせて摂取することで、アントラージュ効果が得られるメリットがあります。
アントラージュ効果というのは、相乗効果のことで、それぞれの成分を単体で摂取するより、プラスαの効果を生み出すということ。
■アントラージュ効果って?期待するならCBD製品はこれを選べ!■
CBD単体のアイソレートより、アントラージュ効果があることで、より増幅した効果を得ることができるのです。
CBDパウダーは、CBDのみのアイソレートで無味無臭。CBDワックスはCBD以外の成分も含むブロードスペクトラムで、フレーバー付きもあり。お好みに応じて選ぶと良いでしょう。
CBDハーブを自作する際の注意ポイント
ハーブは種類も豊富で、それぞれに特徴があります。
目的に合わせてハーブを選ぶ
例えば、リラックス目的なのか、気分転換が目的なのか、癒やし目的なのか、などによっても選択肢が変わってくるでしょう。
それぞれのハーブの特徴を把握して、自分に合ったものを選ぶことが大事です。
また、服用している薬がある場合など、飲み合わせが悪い場合もあるので注意しましょう。
自作するからには、自身に合った材料をチョイスし、効率よく楽しみたいですね。
乾燥ハーブのタイプをチェック
乾燥ハーブといっても、茎や根など部位によってはゴロゴロと粗い素材もあります。
CBDハーブで巻きタバコにする場合など、粗すぎればスムーズな喫煙は難しいですし、細かすぎると巻きづらかったり、フィルター代わりのローチを通過してしまうことも。
ローチというのは、紙を折りたたんでフィルター代わりにするため、細かな葉だと喫煙時に燃えたカスが口に入ってきてしまうようなケースもあるので、注意してください。
フレーバーをプラスする方法
市販のCBDハーブは、天然のテルペンなどでフレーバーがプラスされています。テルペンというのは、様々な植物に含まれる芳香成分です。
■テルペンとは?CBDとの深い関係|一緒になるとどう変わる?■
テルペンを入手できるのであれば、葉に適量を振りかけて馴染ませるだけ。しばらく置いて乾燥させるといいでしょう。
テルペンの適量目安はハーブに対して5%~15%程度といわれていますが、テルペンによっても適量は変わるので、加減しながら適量を見つける必要があります。さらにテルペンは、質の良いものを入手するのが難しく、揮発性が高く扱いも難しいので、自作で取り入れるにはちょっとハードルが高めです。
CBDハーブにフレーバーを付けたい場合は、ハーブをジョイント(巻きタバコ状)にする際のローリングペーパーやフィルターのフレーバー付きを選ぶという方法もあります。
巻きタバコ用のフィルターのフレーバー付きは、種類があまりありませんが、ローリングペーパーのフレーバー付きは、種類がいろいろありますので、お好みのものがあるかチェックしてみてください。
CBDハーブの吸い方|デメリットも把握しよう
CBDハーブを吸うためには、
- ジョイント
- ガラスパイプ
- 水パイプ
- ベイプ
これらの方法があります。
ジョイント
ジョイントというのは、巻きタバコのように巻いて点火し、喫煙する方法です。
ハーブを燃焼させるため、タールが発生するというデメリットがあります。
ガラスパイプ
ガラスパイプは、ハーブに直接点火したり、パイプの底を炙って吸ったりします。
ガラスパイプでハーブに直接点火する場合は、ジョイントと同様にタールが発生するのがデメリットですね。
水パイプ
水パイプというのは、水をフィルター代わりにする喫煙具。シーシャやボングなどともいいます。
水パイプはやや大掛かりな喫煙具なので、携帯には向きません。
水パイプでは、水の代わりにフレーバーやお好みのお酒で喫煙することも可能です。
■【シーシャ屋】東京でCBDシーシャも楽しめるおすすめ4店紹介■
ベイプ
ベイプは、CBDハーブを電気で加熱、発生した蒸気を吸う喫煙具。ヴェポライザーや電子タバコともいいます。
ベイプにも様々な種類がありますが、CBDハーブを吸うためにはドライハーブ用のものを準備します。葉を燃焼させず加熱するため、ジョイントなど燃焼するものよりリスクは低減できるでしょう。
いずれの方法でも、共通するデメリットとしては、CBDハーブ自体が見た目で危ない雰囲気があることでしょうか。喫煙の場所は限定されるかもしれません。
■CBDは合法?捕まるリスクや未成年の利用など気になることまとめ■
もちろん、一般に入手したCBD原料であれば、違法性はありませんが、フリマアプリやオークションなどでメーカーもブランドもわからないようなものなどには注意してください。
中には、粗悪品で、健康を阻害するような成分が含まれているケースもありますし、違法な成分が混入している危険性もあります。
■CBDリキッドは安い物でも大丈夫?安さだけで選ぶことのリスクとは■
CBDハーブのハーブも、CBD原料も、自作する際はその入手方法にも充分に注意しましょう。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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