CBDオイルの濃度選び|濃いほどプラスになるの?
こちらのページでは、CBDオイルの濃度選びに必要な基礎知識をわかりやすく解説します。
CBDオイルのコスパ◎!効率◎!な選び方をマスターしましょう。
目次
CBDオイルの濃度と選び方
CBDオイルといっても、いろいろな種類のものが販売されています。
- 濃度
- 含有量
- 純度
- フレーバー
- 容量
- 価格
など、様々な情報があって、最初は何をどう見ていいのか、非常に分かりにくいですよね。
CBDオイルの濃度は、商品によって数%の低濃度のものから、30%や40%といった高濃度のものまで様々です。
CBDオイルの濃度は濃いほどプラスになる?
CBD製品の濃度を選ぶ際は、まず3%や5%の低濃度のものからスタートして、様子を見ながら徐々に濃度を濃くしていくのが上手な選び方です。
「高濃度のものほど優れている」といったイメージがあるかもしれませんが、CBDの成分というのは、自分に合った適量で、効果が最大になると言われています。
CBDは少なすぎても効果は得られませんが、適量を超えてしまうと、最適量を摂取した場合と比べて、マイナスに作用してしまうのです。CBD製品は値段が張るだけに、量を増やしてコスパを下げるなんてもったいないですよね。
CBDを効率よく摂取するためにも、自分の適量を把握することが最初の課題になります。
CBDの適量は、人それぞれ違いますし、その日の体調によっても変動することがあります。自分に合ったCBDの適量や濃度を把握することを前提に、少しずつ試しながら調節していきましょう。
■CBDリキッドの高濃度を求める前に知っておきたい適切濃度■
CBDオイルは濃度より種類
CBDオイルなど、CBD製品には「ブロードスペクトラム」や「フルスペクトラム」と書かれているものがあります。
ブロードスペクトラムやフルスペクトラムというのは、CBD以外にも麻の成分が入っているCBD製品のこと。
■ブロードスペクトラムとは?他の種類との違いやメリットなど解説■
CBD以外の麻の成分が含まれていることで、アントラージュ効果を得られます。
CBDのみを高濃度で含む製品より、CBDの濃度が低くてもアントラージュ効果を得られたほうが、トータルで高い効果を得られることもあるのです。
■アントラージュ効果って?期待するならCBD製品はこれを選べ!■
CBDオイルの高濃度に注目する前に、ブロードスペクトラムやフルスペクトラムで他の成分も一緒に摂ることを意識した方が、プラスになるでしょう。
ちなみに、CBDのみを単体で使用したCBD製品を「アイソレート」と呼びます。
アイソレートの場合、その旨を記載している製品は少ないですが、フルスペクトラムやブロードスペクトラムについては、アピールポイントになるので、ほとんどの場合、記載されています。
アイソレートが内容的に劣るということでは無いのですが、CBD単体では得られない効果が、フルスペクトラムやブロードスペクトラムにはある、ということです。
CBDオイルの濃度・含有量・純度の違いは?
CBDオイルの濃度など、分かりにくいのは、濃度以外の含有量や純度といった表示が商品によって異なるからではないでしょうか。
濃度を記載せず、含有量や純度だけを表示している商品もあります。
ここで、濃度と含有量、純度の違いを把握しておきましょう。この3つの要素が理解できれば、選ぶ際にも分かりやすくなるはずです。
CBDの濃度
CBDの濃度は、その容量に対して何%のCBDを含むか、を表す数値になります。
10mlの容量のCBDオイルに、500mgのCBDが含まれていれば、CBDの濃度は5%です。
適切な濃度については、以下の記事を参考にしてください。
■CBDリキッドの高濃度を求める前に知っておきたい適切濃度■
CBDの含有量
CBDの含有量は、そのCBD製品全体に含まれるCBDの総量のこと。
500mgや1,000mgなどと表示されているのが、CBDの含有量になります。
CBDの純度
CBDの純度として、99%や100%などと記載されていることがあります。
これは、その「CBD製品に配合しているCBD原料の純度」を示すパーセンテージであり、CBD製品の濃度とは異なります。
ここがちょっと紛らわしいですね。
CBDオイルの場合であれば、ベースとなるキャリアオイルに、純度99%や100%のCBD原料を混ぜて、様々な濃度の商品を生成しているのです。
たまに、濃度の薄い商品や、濃度を明記せずに「純度100%」などと、あたかも高濃度であるかのようなアピールをしているCBD製品もあるので、惑わされないようにしてください。
CBDのオイル選びで大事なのは、全体の容量に対して、CBDの含有量がどれくらいか、そしてその割合を示す濃度です。
ちなみに、CBDパウダーについては、純度99%や100%と表示されています。これは、CBDパウダーが純粋にCBDのみを抽出したものであり、純度が基準になるものだから。決して惑わすための表示ではありません。
CBDオイルは日本製が安心?
CBDオイルなどCBD製品には「日本製」とアピールしているものがあります。
ここで知っておきたいのは、CBD製品の原料は全て輸入されたものであるということ。
CBDは大麻の1成分です。大麻取締法の規制があり、日本でCBD抽出のための栽培自体ができません。
日本製と書かれているものは、輸入原料を使用して国内で製造されたCBD製品なのです。
日本製CBD製品には安心感もありますが、日本製をアピールして、非常に高い価格で販売しているものもあるので、この点も押さえておきましょう。
■CBDオイル日本製と海外製の違いを知って上手に取り入れよう■
CBDオイルの使い方は1つじゃない
CBDオイルは、直接口に含んで手軽に摂取できるものですが、使い方は他にもあります。
CBDオイルを料理や飲み物にドロップしたり、舌下摂取したりといった方法です。
舌下摂取というのは、舌の裏側にCBDオイルを数滴落として、そのまま1分ほど溜めて、口内の粘膜から血管に浸透させる方法。
CBDオイルを経口摂取する場合と、舌下摂取する場合とでは、その作用時間などが異なります。
経口摂取の場合は、効果が現れるまで30分から数時間掛かることもあるのですが、舌下摂取では、10分から15分ほどと、経口摂取より早めに効果が現れます。
持続時間では全く逆で、経口摂取した方が長く、7~8時間から半日持続することもありますが、舌下摂取では、数時間と短めです。
CBDオイルは、楽しみ方もいろいろですが、作用時間は摂取方法によって変わるので、素早く効果を得たい場合には舌下摂取がおすすめです。
CBDオイルを選ぶ際は、濃度だけに注目せず、種類や摂取方法なども変えて試しながら、自分に合ったベストなものを見つけましょう。
■【CBDオイル】犬用・猫用ってあげても大丈夫?上手な選び方は?■
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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