CBDは何パフ?CBDリキッド何回吸うかの判断基準は?
CBDベイプを試す際は、リキッドの濃度選びも悩みどころですが、いざ吸引する時のパフ回数も気になるところですよね。
こちらのページでは「CBDリキッドの吸引は何パフ?」という疑問についてどのように判断すればいいのか、詳しく解説します。
目次
CBDは何パフ?
初心者の方もいらっしゃるかと思うので、念の為、パフについて解説しておきます。
パフというのは「ベイプで吸うこと」をいい、ベイプに付いているボタンをパフボタンと呼びます。何パフするか、というのは何回吸うか、というのと同じ意味です。
結論からお伝えしますが、CBDを何パフするか、何回吸うか、正解というのはありません。
なぜなら、
- CBD濃度
- CBDの種類
- 使用目的
- 使用する人
などの要素で、適切な回数が変わるからです。
CBDの吸引で何パフが最適なのかは、自身で試しながら把握する必要があります。
自分に合った適量を把握するためにも、それぞれの要素によってどう異なるのか、理解しておきましょう。
CBD濃度
ベイプで吸引するCBD製品というと、CBDリキッドやCBDワックスがあり、その濃度もいろいろ。
高濃度であれば回数は少なめで効果を得ることができますが、低濃度を複数回吸うことで同等の効果を得ることも可能です。
例えば、缶チューハイ。アルコール濃度が3%程度の低めのものと、12%程度の強めのものと2種類あったとします。
3%の缶チューハイ350ml缶を4本と、12%の缶チューハイ1本ではトータルのアルコール摂取量は同じになりますよね。
これと同様に、CBDの濃度を考えれば分かりやすいでしょう。
濃度の高いものであれば少ない回数で済むかしれませんし、低濃度であれば複数回の吸引が必要になるかもしれません。
ちなみに、CBDリキッドは様々なものがありますが、品質も様々なので、選び方も重要です。
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CBDの種類
CBDリキッドには、濃度以外に種類の違いもあります。
CBD製品の効果を大きく左右するのは、アントラージュ効果の有無です。
アントラージュ効果というのは、麻に含まれる成分を複数合わせて摂取することで得られる相乗効果のようなものであり、CBD単体では得られない効果。
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CBD単体の製品を「アイソレート」といいますが、それに対して、アントラージュ効果を得られるのが、複数の成分を含む「ブロードスペクトラム」や「フルスペクトラム」といったCBD製品になります。
CBD製品は、アイソレートか、それともブロードスペクトラムやフルスペクトラムか、これによっても効果や作用が変わるということ。
アイソレートで濃度が高いCBD製品より、CBDの濃度が低めでもアントラージュ効果を得られるCBD製品の方が、トータルで大きな効果が得られることもあるのです。
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使用目的
CBD製品をどういった目的で取り入れるかによっても、何パフが最適なのか変わってきます。
日中の活動のサポート目的で利用するのか、または睡眠前などリラックス目的で利用するのか、目的が異なれば、適量も同じではありません。
使用する人
CBDの適量というのは、人によっても違うのですが、その日のコンディションによって異なることもあります。
飲酒に強い人と弱い人がいるように、また、酔いやすい日と酔いにくい日があるように、CBDの作用の現れ方も一定ではありません。
同じ濃度のCBDリキッドを同じ条件で吸引したとしても、1パフで充分という人もいれば、10パフ以上必要な人もいるわけです。
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CBD吸引による作用メカニズム
CBDの吸引摂取は、吸ってから効果が現れるまでがほんの数秒から数分と即効性があります。
また、CBDを吸引摂取した場合、その効果持続時間は数時間と短め。もしも多めに摂取してしまったような場合でも、数時間でその効果は消滅します。
そのため、CBDリキッド濃度や量を確認しながら、何パフが自分にとって最適なのか、短時間でいろいろなパターンを試しやすいわけです。1回吸って、その反応をみるのに数分しかかかりません。
CBDグミなどのCBDエディブルを経口摂取した場合は、その効果反応が出るまでに数時間かかり、その効果は長くて8時間程持続することもあります。吸引による効果は、エディブルの効果把握より比較的簡単だといえるでしょう。
適量の目安を把握できれば、よりコスパ良く活用できます。
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CBDの体内吸収率を高める吸い方
CBDベイプやワックスの吸引は、その吸い方によっても体内への吸収率が変わります。
CBDの吸引には、最適な温度設定などがあるので、まずはデバイスを正しく扱うことが重要です。
CBDベイプというのは、CBD成分を熱で気化してその蒸気を吸引する摂取方法。
CBDが気化するのは、160℃から180℃で、230℃を超えると燃焼してしまいます。
温度が低くても気化しませんし、高すぎてもNG。160℃から220℃前後までの範囲で温度調節できるデバイスを使用するのがベストです。
また、爆煙タイプのベイプやヴェポライザーはCBDには不向きと言われています。これは、爆煙と共に、CBD成分が取り込めず、煙と共に出てしまうから。
CBDの吸引では、吸い込んだCBD成分をできるだけ残さず肺に送り込み、肺の毛細血管から血中に入れることが目的です。
吸ったら肺に少し溜める、という吸い方が効率的で、無駄なくコスパよく摂取できます。
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1パフで摂取できるCBDはどれくらい
ここまで、CBDベイプで何パフするのが最適なのか、それを左右する要因について解説してきました。
ただ、ベイプの場合は、CBDグミなどのように、CBDの摂取量を正確に把握するのは難しいですよね。
実際、CBDベイプの1パフでどれくらいのCBDが摂取できるのでしょうか。
例として、10ml入りCBD濃度5%(CBD含有量500mg)のCBDリキッドで見てみましょう。
10ml入りで500mgの含有量ですから、このリキッドの場合、1mlあたりのCBD含有量は50mg。
つまり、1ml容量のベイプでリキッドを満タンにすれば、それを全部吸った場合の摂取量が約50mgになります。
この1mlを何パフで消費するか分かれば、1パフあたりのCBD摂取量も量れるでしょう。
CBDは、適量の摂取で最も効果が高まり、過剰摂取になると効果は低くなってしまうといわれています。CBD吸引の時間帯やパフ回数など、いろいろなパターンで自身の反応を観察しながら、適量を探っていくしかありません。
少々根気が必要かもしれませんが、適量を把握することはCBDを活用するうえでも、コスパ的にも大事なことです。
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この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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