CBDを吸うとどうなる?効果的な吸い方や特徴、製品の種類とは?
CBD(カンナビジオール)とは、大麻草などに含まれる合法成分です。大麻由来の成分は約110種類以上あり、そのなかの一つとなります。
CBDにはカプセルタイプやグミやベイプなど、さまざまな摂取方法があります。
この記事ではCBDを吸うとどうなる?特徴、製品の種類、メリットやデメリットについて紹介をしていきます。
目次
CBDとは?
「CBDって最近よく聞くけど、大麻由来の成分なのになんで普通に売ってるの?」
まだ詳しくない方の中には安全性や法律面で不安、という方もいるのではないでしょうか。
CBD(カンナビジオール)は大麻からとれるカンナビノイドという成分の一つで、大麻草の茎や種子から抽出される成分です。
他のもので例えると、果物のレモンには、ビタミン、ミネラル、香り成分などの栄養素がありますが、ビタミンと言っても、ビタミンCやビタミンB1、B2なども含まれています。
大麻はというと、カンナビノールやミネラル、テルペンと言われる香り成分などの栄養があり、カンナビノールには、100種以上の種類があると言われています。
その多数ある中の、カンナビノールの一種をCBD(カンナビジオール)と呼びます。
大麻というと規制薬物で危ないというイメージですが、規制対象ではない大麻草の茎と種から抽出されており、日本で正規に販売されているCBD製品は、厚生労働省・検疫所に成分分析表・製造工程表などを提出されており、合法なものとなります。
また、CBDは精神へ与える作用や中毒性がないことで知られており、医療や健康・美容業界から注目を集める成分です。
▽CBDについてより詳しく知りたい方はこちら
CBDとは?【いまさら聞けない】人気の理由やCBD製品のこと
CBDを吸うとはどういうこと?
CBDを吸うとは、CBDリキッド(カンナビジオール(CBD)を含む製品)をヴェポライザー(電子タバコ)などの吸引デバイスを使って摂取することを主に指します。
CBDの摂取方法
CBDは大麻植物から抽出された成分ですが、様々な形態で提供されています。
例えば、オイル、カプセル、グミなどがありますが、これらは主に口から摂取されます。
一方、CBDをVAPE(ベイプ)として吸う方法は、特に迅速な吸収を求めるユーザーに人気です。
CBDの吸引と経口摂取の違いとは
ベイプを吸引すると、CBDが肺から直接血流に入り、肺の毛細血管から成分を取り込みます。
この摂取方法により、他のCBD製品よりも体内への吸収率が高いのが大きな特徴で、吸入した成分の35%以上が吸収されると言われています。
CBDグミなどの経口摂取で吸収率10%前後ですので、かなり高いことがわかるでしょう。
より詳しい吸い方やコツについて知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
CBDリキッドの吸い方|効果的に吸うためのコツ完全マスター
CBDを吸うメリット・デメリットは?
CBDを吸うことは、多くのユーザーにとってぜひ検討したい選択肢の一つでしょう。
しかし、これにはメリットとデメリットが存在します。ここでは、CBD吸入の主な利点と潜在的な欠点を探ります。
CBDを吸うことのメリット
CBDをヴェポライザーで吸う最大のメリットは、その迅速な効果です。
前述の通り、吸入により、CBDは直接肺から血流に入り、体に素早く作用します。この即効性は、他の摂取方法では得られない特徴です。さらに、ヴェポライザーの使用は非常に簡単で、使い捨てベイプを利用する場合、リキッドの詰め替える手間もなく、手間を最小限に抑えることができます。
また、禁煙をしたい喫煙者にとって、タバコの代わりに通常のベイプやCBDベイプを利用することは、1つの代替の選択肢になるでしょう。
CBDを吸うことのデメリット
一方で、CBDを吸うことにはいくつかのデメリットもあります。
最も重要なのは、吸入による健康リスクであり、特に肺への影響は、長期的な使用においては十分に理解されていないこともあります。
具体的には、タバコの歴史は一説によると8000年前まで遡り、数多くの研究や健康被害がすでに確認されていますが、ベイプはここ10年程の間に広まった吸引機器です。
ベイプに主に使用されるリキッドは、主にPG(プロピレングリコール)、VG(植物性グリセリン)、PEG(ポリエチレングリコールの3種類がありますが、どれも数十年喫煙を続けた人はまだ存在しません。
言い換えると、ベイプでの喫煙を続けた場合まだ何が人体に起こるかは分かり切っていないのです。
適度な喫煙であれば大きな影響はない可能性が高いですが、ベイプ喫煙を検討している方は、過剰な喫煙は控えた方が良いでしょう。
まとめ
今回の記事の重要ポイントをまとめます。
■CBDの基本情報:
- 大麻植物から抽出される成分の一つ。
- 日本で合法的に販売されており、安全性と法律に基づいて規制されている。
■CBDの摂取方法:
- 吸入(ヴェポライザー使用)は迅速な効果が期待できる。
- 経口摂取(オイル、カプセル、グミ)と比較し、体内吸収率が高い。
■メリットとデメリット:
- メリット:使用の容易さ、即効性。
- デメリット:長期的な健康影響はまだ完全には理解されておらず、過剰な使用は避けるべき。
安全にCBDを利用するためには、個々の健康状態や法律を考慮することが何よりも重要です。
すべてのネットの情報を鵜呑みにせず、自身でしっかりと様々なサイトや口コミを調べた上で利用することを強くお勧めします。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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