大麻のWEED(ウィード)・POT(ポット)・HEMP(ヘンプ)は何を意味する?
この記事では、WEEDやPOTをはじめとした大麻のスラングについて紹介します。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
目次
WEEDとは?大麻のスラングをまとめて紹介
大麻には多くの用語がありますが、ここではWEED、POT、420、メリー・ジェーン、緑、HEMPの6つのスラングを紹介します。
WEED
「WEED(ウィード)」は、大麻(カンナビス)を指すスラングの1つです。
英語圏で一般的に使用される口語的な表現で、大麻のことを親しみやすく、もしくは日常会話の中で軽いニュアンスで指すために用いられます。
スラングとしての「WEED」の特徴は以下の通りです。
意味
主に大麻の乾燥した部分を指し、特に葉や花の部分を指すことが多いです。
起源
もともと「雑草」を意味する「weed」から来ていますが、大麻が雑草のようにどこでも育つという特性から、比喩的に使われ始めました。
使用例
「I’m going to smoke some weed tonight.(今夜ウィードを吸うつもりだ)」などのように会話で用いられます。
POT
POTは日本語で『鉢植え』を意味する単語で、大麻の別名として1世代前に広く愛用されていたスラングの一つです。
現在はあまり使われていません。
スラングとしての「POT」の特徴は以下の通りです。
意味
大麻の葉や花を乾燥させたものを指す、比較的軽いニュアンスのスラングです。
起源
起源は諸説ありますが、スペイン語の「potación de guaya(ポタシオン・デ・グアヤ)」という言葉に由来する説が有力です。これはグアバの葉をアルコールに漬けた飲み物を指し、大麻を同様に使うことからスラングとして転用されたと言われています。
使用例
「They got caught with some pot.(彼らは少量のポットで捕まった)」のように使われます。
420
420は大麻に関するスラングの中でも特に有名なもので、大麻の別名として使用されます。
このスラングはカリフォルニア州で起きたある出来事が由来となっています。
1970年頃カリフォルニア州にあるサン・ラフェル高校で、生徒の集団が放課後にルイ・バスツール銅像の前で集まっていました。
なぜ生徒たちが集まっていたのか、その理由はこの生徒たちの一人、ワルドスという青年が沿岸警備隊に勤める兄の友人から大麻が育っている場所の地図をもらい、ほかの生徒と一緒に大麻草を奪いに行くためだったのです。
この集まっていた時間が毎回午後4時20分だったことから、420というスラングが生まれたといわれています。
このエピソードの真偽はわかりませんが、現在も多くの大麻愛好家に使用されているスラングです。
▽420ってどういう意味?4月20日、大麻の日の由来をまとめてみた!
メリー・ジェーン
メリー・ジェーンはその語感からもわかる通り人の名前ですが、大麻のスラングとして使用されています。
大麻は英語で『Marijuana』といい、この言葉の由来もメキシコ系女性の名前である『Maria Juana』から来ている説が有力です。
『Maria Juana』をアメリカらしい呼び方にしたのが『Mary Jane(メリー・ジェーン)』で、大麻の別名として知られています。
ラップやレゲエなどの音楽ジャンルでもよく使われるスラングです。
緑
緑は大麻の色が由来しているスラングで、日本のラッパーであるCHEHONさんがリリースした『みどり』という楽曲の歌詞で使用されたことから、より一般層にも知られることになりました。
ネットでも大麻ありますという意味で「みどりあります」といったように使用されている場合があります。
日本では大麻の所持は違法なので気を付けましょう。
HEMP
HEMPは麻の英語表記で、産業用大麻を指すものです。
大麻には気分が良くなる『テトラヒドロカンナビノール(THC)』という成分が含まれますが、産業大麻はこの成分が少ない特徴があります。
通常の大麻のTHC量は10~15%ですが、HEMPのTHC量は0.3%以下です。
濃度0.3%を超えるものはHEMPと認められせん。
HEMPは日本ではCBD(カンナビジオール)として販売されている場合もあります。
まとめ
大麻の関連用語、スラングを6つ紹介しました。
このほかにも様々な関連用語があるため、気になる方はぜひ調べてみてください。
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この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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