大麻の遊び方｜海外の人は大麻で何を楽しんでいるの？
そこで今回は、大麻を吸った後の代表的な過ごし方について解説していきます。日本で実践することはできませんが、知識の一環として参考にして下さい。
目次
大麻を吸うと普段の娯楽も刺激的になる？
一般的に、大麻に含有されるTHCには気分の高揚だけでなく5感が鋭くなる作用があり、身の回りの全てがよりクリアに、1つ1つの要素を余すことなく感じられるとされています。
したがって、利用者が求める目的として、食事をより美味しく、映画をよりドラマティックに、部屋の中で聞く音楽もコンサートのような臨場感で味いたい、といったものになるようです。
そういった背景から、大麻はドラッグの1種とされながらも楽しめる嗜好品としている人も存在し、普段は気がつけない発見やアイデアを得るために利用しようとするアーティストもいるようです。
しかし、そうしたトリップ状態（精神陶酔状態）で自動車を運転して事故を起こした事例は多く、常習することで肺がんや記憶力の減退といったリスクもあるため、やはり完全に肯定するのは適切とはいえないでしょう。
そして日本では当然違法とされているため、そういった遊びにチャレンジしたいと思っても絶対に手を出さないようにして下さい。
大麻の遊び方とは
ここからは、海外で親しまれている大麻の遊び方について見ていきましょう。日本で暮らす上では実践することはできませんが、知識の一環として是非参考にして下さい。
家族や友人との会話
普段何気なくしている家族や友人との会話ですが、大麻でトリップすると普段よりも感情豊かに意見を伝えることができ、相手の言葉や考えに対しても深い興味を抱けるとされています。
したがって、それまで出口の見出せなかった話題についても新しい発想や切り口で解決できる可能性が高まり、よりクリエイティブな意見交換に繋がるでしょう。
一方、あまり親しくない間柄や大麻自体に否定的な方からは、会話や行為自体を拒絶されてしまうケースもあるため、あくまでも気の置けない相手に限定した遊び方となっています。
自宅での入浴
トリップ状態であれば、日常習慣でもあるシャワーや湯舟も少し違った感覚で楽しめるようです。これは体全体の触覚が鋭くなることで、肌を伝う水滴や光に反射する色彩、床に落ちる水の音も楽しめるとされています。
しかし、この遊び方は立った状態でシャワーを浴びると転倒するリスクがあり、湯船に浸かってリラックスしすぎると溺れてしまう可能性もあるため、恋人や友人と一緒に行う等して対策する必要があるでしょう。
味の濃い料理を食べる
大麻の代表的な効用の1つにマンチー（空腹）というものがあり、普段より多くの量を食べられるだけでなく、味覚も鋭くなるためより美味しく味わえ、それを楽しみに使っている人も多いと言われています。
一方、この遊び方はジャンクフードも食べすぎてしまう可能性があります。経験のない方にとっては大袈裟に思えるかもしれませんが、胸やけや消化不良だけでなく、常習化することで病気リスクも高まってしまうでしょう。
音楽鑑賞
食事と同じく人気のある遊び方が、音楽鑑賞です。これは聴覚が鋭くなることでコンサートさながらの臨場感や高揚感を味わうことができ、メロディーの中の楽器の種類だけでなく通常は意識しても聞き取りにくいコーラスまで楽しめるとされています。
ただし、メッセージ性の高い楽曲であれば感情移入して涙を流すほどの感動が味わえる半面、ネガティブな内容を聴いてしまうとバッドトリップに陥ってしまう可能性があるため、その点には注意が必要となります。
■大麻と音楽とその歴史｜ハイになると聴こえ方はどう変わる？■
映画鑑賞
音楽と同じく映画鑑賞も大麻の遊び方としてメジャーであり、感情が豊かになっているため通常とは比較にならないほどの没入感を味わうことができ、まるで自身が主人公のような感覚になるとされています。
ちなみに大麻を吸った後に見るおすすめ映画の例は以下の通りであり、コメディからSFまで様々です。
- マトリックス
- 不思議の国のアリス
- ダンボ
- スモーキング ハイ
- マスク
特に不思議の国のアリスはカラフルな演出が効果を高めるだけでなく、体のサイズが変わるキノコや歌い始める花等、内容に関してもマッチした王道作品に位置付けられています。
一方、内容が難解で頭を使わなければいけない作品は逆効果となり、ホラーやスプラッタ描写が強いものもバッドトリップに繋がってしまうでしょう。
自然と触れ合う
大麻を吸うと、川のせせらぎや木々を撫でる風、波の音にも深い感動を覚えることが可能となり、日常的な散歩ですら最高のアクティビティに変化します。
また、特にハイキングやキャンプ等はより自然を感じることができ、強い一体感を味わうことで日常の疲れやストレスが癒されるとされています。ただし、山や海、川は事故のリスクがあるため、ある程度整備された環境が必要となるでしょう。
アートや文学の製作活動
通常よりも鋭くなった感覚を活用することで、これまでにない独創的なアイディアを持ってアート製作や小説が執筆できるという目的での利用される方もいます。本業として活動しているアーティストはもちろん、趣味で取り組んでいる方にも一般的な遊び方とされています。
一方、大麻に頼った制作物は見る人が見れば分かってしまうような言い知れぬ特徴があると言う意見もあり、また、製作が上手くいかずに行き詰っている時に吸引すると自己嫌悪に繋がるなどのバッドトリップを引き起こす可能性もあるでしょう。
１人で行うスポーツ
ランニングやウェイトトレーニング、ヨガといった１人で行うスポーツも大麻と相性が良いとされており、最大限の集中力で取り組めると利用される方もいます。
ただし、サーフィンやボルダリングといった事故のリスクが高いジャンルは推奨されておらず、チームプレイが必要なサッカーやバスケットボール等は周囲に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
基本的に大麻の効用は一点に向けた集中効率は高まりますが、周囲の状況には意識が向かなくなるデメリットがあるため、全てのスポーツに適しているわけではありません。
大麻を吸って遊ぶ時の注意点
ここからは大麻を吸って遊ぶ時の注意点について解説します。日本においては縁のない代物ですが、気になる方は知識の一環として押さえておきましょう。
一緒に遊ぶ相手は慎重に選ぶ
大麻を吸うと感情の抑制が効きにくくなるケースがあるため、常識に外れた人物と一緒に遊ぶことで事件や事故の基になってしまう可能性があります。
したがって、普段から理性的な友人や兄弟等を選ぶようにするのがおすすめとされています。また、バッドトリップに入った際はベテランの方が対処が迅速であるため、初心者同士でやらないことも重要です。
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遊び方から想定されるリスクの対策が必要
たとえばシャワーを浴びる際は必ず座って行う、川に行く際はライフジャケットの着用等、リスクを想定してしっかりと対策を施すことが必要とされています。また、ドライブやサーフィンといった直接的に重大事故に繋がるような遊び方もご法度であり、あまり考えずに使って大事故に繋がる事例もあります。
実際のところ日本では例外なく違法となるため本記事の内容を実践することはできませんが、海外ではこういった形で使っている人がいる、という知識として参考にして下さい。
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この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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