VAPEワット数の目安は?推奨値を守らないとどうなるの?
ここでは、VAPEのワット数についての考察をテクニカルMODを中心に書いてみました。
目次
VAPEのワット数の推奨値はどのくらい?
VAPEのワット数(W)の推奨値はアドマイザーやコイルの抵抗値(Ω)、リキッドなどによって違いがあります。推奨値を下記のような簡単な計算式で求めることもできます。
ワット数(W) = ボルト数(V) × ボルト数(V) ÷ コイル抵抗値(Ω)
VAPEのボルト数(V)はおおむね3.7Vに設定されています。例えばコイル抵抗値が0.5Ωの場合、推奨ワット数は約27Wになります。自分の使用するVAPEのワット数を求めることができます。
VAPEの取扱説明書にも出力ワット数やコイルの抵抗範囲などが記載されているので、参考にすると良いです。
VAPEのワット数の推奨値を守らないとどうなる?
VAPEのワット数の推奨値を守らないとデバイスに大きな負担を与えかねません。ワット数が高い場合コイルが過熱しやすく、コイルの寿命が早くなります。そのことは、メンテナスの手間が増えるだけでなく、コスト的にも負担になります。
また、リキッドが気化するスピードが速くなることで熱量が上がり、味や香りが飛びやすくなると言われ、VAPE本来のパフォーマンスが楽しめないこともあります。さらに大きな問題として、バッテリーに負担がかかることによる発火や爆発などの危険性も否定はできません。
ワット数が低い場合は、リキッドが蒸気にならない事による液漏れなどの問題があります。加えて、煙が薄い、味が薄いなど、これもまた、VAPE本来のパフォーマンスが楽しめなくなってしまいます。
VAPEのワット数の目安はどのくらい?
アドマイザーのコイルの寿命や、リキッドの味や香りのパフォーマンスのこと考えると、VAPEのワット数の目安は20W~40Wになります。一般的ににもこの辺りの出力が多く利用されているようです。
また、ワット数を高くすることで蒸気の量を増やし爆煙を楽しむ場合、サブオーム(抵抗値が0.9Ω以下で巻かれたコイル)のアトマイザーに接続する必要があります。そのような場合でも、50W程度の出力があれば十分です。
VAPEのテクニカルMODでは自分でワット数を調整できる!
安全装置の機能はもちろんのこと、テクニカルMODには様々な機能が備わっているものが多くあります。その中でも、ワット数可変モード(WV:Variable Watt)はワット数を調整することで、蒸気の量を増やし爆煙を楽しむことができます。
また、リキッドの味を濃く感じやすくするなど、味や煙の量を自分の好みに応じ変化させることもできます。それらデバイスのカスタマイズは、VAPEのの大きな魅力です。
テクニカルMODの仕組み
電子制御装置がなにもついていないメカニカルMODと違い、テクニカルMODは本体に電気制御基板や保護装置などがついているので、万が一ショートなどしてしまった場合でも安全装置が働くことにより、コイルの焼付きなどを防ぎ初心者でも安全に使用することができます。
また、専門的な電気知識や難しい操作をしなくても、画面操作やボタン設定の操作で出力モードや温度管理などができるので、自分好みに合わせて使用することができます。
テクニカルMODのおすすめなワット数
自分が使うデバイスの取扱説明書に書かれている出力ワット数や、コイル抵抗の範囲内で使用するのが基本となります。その範囲内で10Wづつくらいワット数を変えて使用しながら、自分の好みの蒸気(煙)の量や味や香りを探してみるのが良い方法です。
まとめ
VAPEの推奨されるワット数を知ることで、アドマイザーやMOD(バッテリーを含め)などのデバイスに過度な負担を掛けることなく、高いパフォーマンスを体感することができます。
テクニカルMODを使用する場合それらの知識はごく簡単なもので済むので、自分の使用するVAPEの推奨されるワット数を確認することをお勧めします。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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