DEAからの新たな声明:未知のカンナビノイドと法律の狭間
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2023年6月17日

DEAからの新たな声明:未知のカンナビノイドと法律の狭間

皆さん、こんにちは。今日は大麻の成分について、アメリカの薬物取締局(DEA)が新たに発表した内容をご紹介します。THCAやデルタ-8 THC、水素化CBDなど、あまり聞き馴染みのない成分について話しますが、彼らの法的地位は非常に興味深い話題です。

デルタ-8 THCとTHC-hexyl:0.3%の壁

DEAの発表で一番初めに触れられたのは、デルタ-8 THCとTHC-hexylについてです。これらは自然に大麻から得られる成分で、デルタ-9 THCの含有量が0.3%以下であれば合法的なヘンプ製品として扱われます。ただし、その限度を超えた場合、米国の法律ではスケジュールIの規制薬物に指定されます。

デルタ-9 THCA:抗炎症作用の有無にかかわらず法的な規制

続いてデルタ-9 THCAの話です。この成分自体は興奮作用はありませんが、抗炎症作用があります。DEAは、ヘンプとマリファーナ(違法な大麻)を判別する際に、デルタ-9 THCAも考慮に入れるべきだとしています。ただし、弁護士のKight氏はこれが生産時だけに適用されるべきだと主張しており、収穫後の大麻には該当しないとの立場です。

HHCとH4-CBD:天然には存在しない成分の扱い

さらに、DEAはヘキサヒドロカンナビノール(HHC)とH4-CBDについても触れています。これらは自然には大麻から得られない成分で、合成するしかないそうです。DEAは、これらを含む製品は全てスケジュールIの規制薬物に該当すると明言しています。

デルタ-8 THC-Oとデルタ-9 THC-O:新たな成分、新たな問題

最後に、デルタ-8 THC-Oとデルタ-9 THC-Oについて触れておきます。これらは最近一部の州の市場で見かけるようになった成分ですが、DEAはこれらが合法的なヘンプの基準を満たさないため、違法な規制物質とみなされると明言しました。

この最新のDEAからの情報は、誰の質問に対して出されたのか、またその正確性については詳しくは公開されていません。しかし、過去にDEAが提供した他の情報と一致しているため、この情報も信頼性が高いと判断していいでしょう。

まとめ

一見、混乱するかもしれませんが、DEAの声明を見ると、大麻成分の法的地位はその成分が自然由来か、合成か、そしてTHCの含有量がどの程度あるかによって大きく変わることがわかります。また、大麻製品を生産・製造する際と、それが収穫後の製品として扱われる際では、法的な要件が異なるという事実も明らかになりました。

こういった複雑な情報を理解することは困難かもしれませんが、適切な知識を身につけることで、大麻製品を選ぶ際や使用する際の判断がより確固たるものになることでしょう。私たちも引き続き、最新の科学的知見や法的な変化を皆さんに伝えていきますので、ぜひこれからも情報をチェックしてみてください。

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