Twitter社、米国内での大麻関連広告を許可。業界に変革の兆しか。
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2023年5月10日

Twitter社、米国内での大麻関連広告を許可。業界に変革の兆しか。

米国のTwitterが大麻関連広告を制限付きで許可すると発表しました。これにより、合法的な大麻製品・サービスの広告がSNS上で展開されることになります。対象となる広告は、CBDやTHCなどの大麻関連製品・サービスや、配達サービス、ラボ、栽培技術、検索エンジン、イベントなどです。ただし、広告主はTwitterの承認プロセスを通過し、適切なライセンスを取得し、21歳未満のお客様を対象としないことが条件となります。

Twitterは、「薬物および薬物用具」セクションのウェブサイトでポリシー更新を掲載し、承認された大麻広告主が米国をターゲットにする条件を明示しました。広告主は適切なライセンスを取得し、管轄区域のみを対象にすることができます。また、法律や規則、規制、広告ガイドラインの遵守が求められます。

文章が更新されたポリシー:

"我々は、以下の制限を条件として、承認された大麻(CBD - カンナビノイドを含む)広告主が米国をターゲットにすることを許可します:

・広告主は、適切な当局からライセンスを取得し、Twitterが事前に承認している必要があります。
・広告主は、オンラインでこれらの製品またはサービスを宣伝するためのライセンスを取得した管轄区域のみを対象とすることができます。
・広告主は、大麻(CBD(カンナビノイド)を含む)の販売を促進または提供することはできません。
ー例外とする: THCの政府設定基準値0.3%と同等かそれ以下を含むヘンプ由来のCBD外用剤(非消化性)の広告。
・広告主は、適用されるすべての法律、規則、規制、および広告ガイドラインを遵守する責任があります。
・広告主は、21歳未満のお客様を対象とすることはできません。"

引用:Twitter ポリシーページhttps://business.twitter.com/en/help/ads-policies/ads-content-policies/drugs-and-drug-paraphernalia.html

この政策変更により、大麻業界に変革の兆しが見え始めており、広告活動の幅が広がることが期待されます。大麻業界は今後、SNSを活用したマーケティング戦略を展開し、新たな顧客層へのアプローチが可能になります。さらに、Twitterが大麻広告を許可することで、他のSNSプラットフォームも追随し、大麻関連広告の禁止を緩和する可能性があります。これにより、大麻製品・サービスの普及が加速し、大麻業界の成長に寄与すると期待されています。

ただし、業界全体が透明性の高い、適切なマーケティング活動を展開することが重要となります。そのため、今後の広告活動においては、消費者の安全と利益を最優先に考慮することが求められるでしょう。

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