ミシガン州の大学が史上初の「大麻奨学金」を設立
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2022年8月27日

ミシガン州の大学が史上初の「大麻奨学金」を設立

ミシガン州北部にあるレイク・スペリオル州立大学が、マリファナ関連の化学研究をする学生を対象に、アメリカ国内で初めて「大麻化学プログラムの奨学金」を提供することとなった。

アメリカミシガン州の都市、ヘーゼル・パークヘーゼルパークにあるSteadfast Labsが「大麻化学の学位取得を目指す学生」を対象に、年間1,200ドルの奨学金を設立した。応募資格は、大学2年生以上でGPAが3.0以上であること。
Steadfastの拠点はデトロイト都市圏(デトロイト市とその周辺地域)に位置するため、同都市圏内に位置するウェイン郡とオークランド郡の学生が優先的に採用される予定。

レイク・スペリオル州立大学 科学環境学部の学部長であるスティーブン・ジョンソン博士は、「この寄付は、大麻化学という重要な新分野における研究を継続するために大いに役立つものであり、元々高くはない授業料をさらに下げることができる」と述べている。
さらに、「この資金提供によりSteadfast Labsは、大麻分野で活躍して公共の安全を提供する未来の化学者を支援するのです」とも語っている。

レイク・スペリオル州立大学では、2種類の大麻関連の学位を取得できる。
1つは大麻化学に関する学位。
「大麻関連化合物」に焦点を当てたプログラムであり、アメリカでは初。この大麻化学分野で学士号か準学士号を取ることが可能である。

もう1つは、大麻ビジネスに関する学位。大麻ビジネス業界における管理者、監督者、経営者などのビジネス職を目指す学生のための学位である。

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