勉強と睡眠時間|確保すべき時間を知って効率を最大限アップ!
学ぶ
2021年7月31日

勉強と睡眠時間|確保すべき時間を知って効率を最大限アップ!

効率のよい勉強には睡眠時間が密接に関係していることをご存知でしょうか。さらに夜型の勉強は効率が悪いとさえ言われているのです。

この記事では、勉強をするにあたり確保すべき睡眠時間について解説します。

勉強に励む受験生はぜひ参考にしてみてください。

勉強と睡眠時間の関係性

勉強と睡眠時間の関係性

勉強と睡眠時間にはどのような関係性があるのでしょうか。

ここでは、密接に関係している勉強と睡眠時間について解説します。

人は眠っている間に記憶を定着させる

人は眠っている間に記憶を定着させる性質を持っています。

眠りの浅い「レム睡眠」と眠りの深い「ノンレム睡眠」があり、これを交互に繰り返しているのです。

脳はレム睡眠のときに勉強内容を整理し記憶として定着させます。

レム睡眠は一般的にひと晩の間に4,5回ほど現れるといわれており、睡眠時間が短くなればその分回数も少なくなってしまうのです。

このことから、勉強内容を効率よく脳にインプットするためには十分な睡眠が欠かせないといえるでしょう。

■バイノーラルビートは効果なし?試す価値はあるの?■

寝不足の勉強は頭に入らない

寝不足の勉強は、効率が落ちてしまう可能性が高いです。

眠気を我慢していては、高い集中力を保つことが難しくなります。

記憶力の低下も起きるため、勉強時間の割には効率が悪いということにもなりかねません。

勉強をする際は、時間ではなく質を重視すべきです。

勉強時間を確保するために徹夜するのではなく、しっかりと睡眠をとり最高のパフォーマンスで効率の良い勉強を行いましょう。

■仮眠で起きれない!を解消する5つの方法|スッキリ疲労回復■

勉強するために確保すべき睡眠時間とは

勉強の効率を上げるために必要な睡眠時間

勉強するために確保すべき睡眠時間は、人によって異なります。

短時間の睡眠でも大丈夫という人もいれば8時間は必要だという人もいるでしょう。

一概にこの時間を確保すべきとは言い切れませんが、受験生の睡眠時間は平均6~7時間ほどといわれています。

6時間以下は極端にパフォーマンスが低下するという意見もあるので、参考にしてみてください。

■聴くと10分以内に眠くなる音楽で不眠対策|ストンと落ちる眠り■

睡眠による勉強へのメリット

睡眠がもたらす勉強へのメリット

睡眠をしっかりとることで、勉強にもメリットがたくさんあります。

ここでは、どのようなメリットが得られるのか紹介しましょう。

効率の良い勉強ができる

睡眠をしっかりとることで、睡眠中に記憶を定着させられます。

睡眠をとらず勉強し続けると、記憶を整理・定着させる効率が悪くなるのです。

勉強内容を整理・定着させた後のほうが脳の容量が空きます。

脳がすっきりとした状態だと効率の良い勉強ができるでしょう。

身体的疲労の回復

勉強中は常に身体・脳を動かしています。

日中は血糖値・脈の上昇により勉強が捗りますが、長時間勉強し続けると効率が落ちてしまうでしょう。

長時間の勉強により身体が疲れてしまうのです。

効率が落ちたまま勉強し続けるのはおすすめできません。

睡眠をとることで、身体的疲労を回復させられます。

疲れて勉強に集中できないと感じたら、睡眠をとることを意識すると良いかもしれません。

■のーぱん睡眠でストレスフリーの快眠生活!6つのメリット■

集中力の向上

睡眠をとることで、身体的疲労の回復だけでなく集中力の向上も期待できます。

身体の疲れが取れるとスッキリとした気分になるため、勉強に集中できるようになるのです。

眠気不足で勉強が捗らない経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

眠気を我慢しながら勉強していると、知らず知らずのうちに集中力は低下し効率も落ちてしまいます。

集中力を特に必要とする長文・応用問題には十分な睡眠が欠かせないでしょう。

ストレスの解消

テスト勉強・受験勉強をしていると、ネガティブな思考になってしまいやすい人が多いのではないでしょうか。

実は睡眠にはストレスの解消効果があることが分かっています。

十分な睡眠をとると、内分泌系のリズムが整えられるのです。

これにより、ストレスの解消に繋がります。

ストレスを感じたら睡眠時間を十分に取ることを意識してみてください。

■ハンモックなら熟睡できる?ぐっすり眠りたい人の救世主になりうるか■

睡眠時間を確保できる朝型の勉強スタイルがおすすめ

睡眠時間を確保しやすい朝型勉強スタイルのすすめ

受験やテストのために徹夜で勉強する人も多いかもしれません。

しかし夜型の勉強スタイルは効率を高めにくいことをご存知でしょうか。

夜型よりも朝型の勉強スタイルの方が効率よく勉強できる可能性が高いのです。

その理由をいくつか解説していきます。

夜型の脳は朝にベストの力を出しにくくなる

試験は基本的に朝から始まるところが多いでしょう。

夜に勉強するスタイルに慣れてしまうと、朝一番にベストの力を出すのが難しくなってしまうのです。

睡眠時間を十分に取り、朝に勉強する習慣をつけておくのがおすすめ。

試験本番にもベストの力で対応しやすくなります。

脳がスッキリとした状態で勉強できるから効率的

起床後は一日で一番脳がスッキリとしている状態といっても過言ではありません。

睡眠時間を十分に取った後は脳の容量が空き、新しい情報が入りやすくなります。

そのため、効率的に勉強可能です。

長文・記述・応用問題などを取り組むには朝の勉強が最適であるといえるでしょう。

新しい単元に挑戦するのもおすすめです。

また集中力も長続きしやすく、じっくりと問題を繰り返し解きたい受験生にぴったりといえます。

勉強のために睡眠時間を十分に確保するためには?

勉強のために睡眠時間を十分に確保する方法

勉強には、睡眠時間の確保が欠かせません。

ではどのようにして睡眠時間を十分に確保すればよいのでしょうか。

いくつかコツを紹介しましょう。

毎日決めた時間に就寝・起床する

毎日決めた時間に就寝・起床することを意識してみましょう。

習慣づけることで、夜型の人でも少しずつ朝方の勉強スタイルに切り替えられます。

日中の眠気で睡眠時間が足りているか判断

先に解説したとおり、最適な睡眠時間は人によって異なります。

平均6~7時間とされていますが、日中に強い眠気があるようであれば睡眠時間を少し増やしてみましょう。

眠る前にリラックスできる行動を取り入れる

寝る直前までスマホを見たりカフェインを摂取したりしていませんか?

これらは睡眠の質を落としかねません。

睡眠の質を高めるためには、眠る前にリラックスできる行動を取り入れるのが効果的です。

例えば読書や音楽など。

寝る前のルーティーンを作っておけば、質の高い睡眠を十分にとることが出来ます。

■寝る前のスマホは何時間前までにやめるのがベスト?快眠のコツ■

日中に適度な運動を行う

良質な睡眠をとるために、日中に適度な運動を行いましょう。

健康を維持するうえでも役立ちます。

昼寝は30分以内にとどめる

昼食を食べたあとなど、強烈な眠気に襲われて昼寝をしてしまう人が多いのではないでしょうか。

しかしあまりに多く昼寝の時間を取ると、夜に眠りにつきにくくなる可能性があります。

昼寝は多くても30分程度にとどめておくのがポイントです。

■アイマスクが熟睡サポートになる3つの理由をまとめて紹介■

この記事を監修した人

CBD JAPAN 編集部

CBD JAPANは2021年10月に設立された企業で、「心身の本来の力を引き出し、健康で明るい社会を作る」というミッションを掲げています。コラムは全て下記の監修者のもとで、コンテンツ制作ポリシーに従い制作しております。

おすすめ商品一覧