道具を使うマッサージ?ウィスキングマイスターの仕事とは
ウィスキングは、サウナの本場のフィンランドで主流であり、日本でも都市部を中心に徐々に認知が広がっていますが、まだまだ知らない人多いです。ウィスキングをやっているお店も少ないので、体験した人も少ないでしょう。
ウィスキングでは道具が使われるのですが、どんな物を使うか知らない人も多いです。ウィスキングについて理解を深められるように、当記事ではウィスキングの概要や効果、道具やウィスキングマイスターについて紹介します。
目次
ウィスキングってなに?
ウィスキングとは、ヴィヒタという白樺の束を使うマッサージです。
ウィスキングの時間は、おおよそ10分くらいであまり長くないのですが体全身をマッサージするため、短い時間でもしっかり効果を感じられます。しかし「サウナの中って暑いのにマッサージしてて体調を崩さないの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
ウィスキングは、基本的に低温サウナで行われるのでサウナに慣れていない人でも、水分補給をしっかり行えば体調を崩すリスクは低いです。心地よい温度でマッサージするので「疲労が抜けた」「整いとは別の気持ちよさ」と、感想が持たれています。
ウィスキングの効果
ウィスキングをまだ体験していない人は「どんな効果があるの?」「整うこととは違うの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。
ここでは、ウィスキングで感じられる効果を2つ紹介します。
リラックス効果
ウィスキングはリラックス効果がかなり高いマッサージです。。
ウィスキングで使用するヴィヒタは、森の中をイメージさせる爽やかな匂いがするので、全身をリラックスさせられるでしょう。サウナでの整いに加えて、よりリラックス効果を感じたい方はウィスキングを体験してみてください。
減菌効果
ヴィヒタに含まれる減菌効果によって、肌がきれいになります。
ウィスキングを受けると、肌に含まれている毒素を体から出すことができ、肌の調子を整えられてすべすべになるので、男性はもちろん女性にもおすすめです。日頃の疲れや肌の調子を整えられるので、サウナ好きの方には一度ウィスキングを経験してみてください。
ウィスキングマイスターとは?
ウィスキングをする施術師のことを、ウィスキングマイスターと言います。
ウィスキングマイスターの仕事は、マッサージと環境整備がメインです。お客さんに対してマッサージするのはもちろん、サウナ内を過ごしやすい環境に整えます。サウナ室内の温度は80〜110℃と、場所によって様々ですがウィスキング中はお客さんが体調不良を起こさずに、心地よく過ごせる温度に設定するのが重要です。
更にウィスキング中の飲み物の準備、サウナ終了後の水風呂への誘導まで行い、お客さんが最初から最後まで安全にウィスキングを楽しめるように対応します。お客さんの様子や体調を伺いながら施術を行う責任感の強い仕事ですが、ウィスキングマイスターになるために特に資格は必要ありません。
ウィスキングを体験できるサウナがあったら、ウィスキングマイスターに施術を任せてみてください。
ウィスキングで使用する道具
ウィスキング未経験の方は「ウィスキングを受ける時にどんな道具を使うの?」など、疑問を持つ方もいるでしょう。
ウィスキングを体験する際の参考になるように、ここではウィスキングで使用する道具を紹介します。
ヴィヒタ
ウィスキングはヴィヒタを使ってマッサージを受けます。
ウィスキングに行ったことない人は「ウィスキングを受ける時に何か準備するものがいるの?」と不安に感じる人もいるかもしれませんが、お客さんが準備する道具は特にありません。ヴィヒタやタオルなどは、お店のものを使えるのでサウナに行く時は着替えなど、荷物を手軽にして行きましょう。
アロマ水
アロマ水はヴィヒタに浸して使います。
ヴィヒタをそのまま使うお店とヴィヒタをアロマ水に浸して使うなど、お店によって方法は様々です。ヴィヒタだけでも森の爽やかな匂いがしますが、アロマ水によって他の匂いも楽しめます。
アロマ水は、柑橘系やウッディ系など様々な匂いがあるので、サウナごとにどんな匂いのアロマ水があるのか調べると、サウナの楽しみが増えるでしょう。
ウィスキングの注意点
ウィスキングは全身の疲れが取れる、リラックス効果の高いマッサージです。
しかしウィスキングをより楽しむために、注意点がいくつか存在します。注意点を理解していないと、体調不良を起こしたり効果が減少してしまうでしょう。
ここではウィスキング中の注意点を2つ紹介します。
飲酒
ウィスキングを受ける前は飲酒を控えましょう。
飲酒していると体内の水分がなくなり脱水症状を引き起こすリスクがあります。飲酒した状態でウィスキングを受けると、サウナ室内の温度で更に水分が失われるので体調不良に繋がります。
安全にウィスキングを受けられるように、事前飲酒は注意しましょう。
洗体・洗髪
洗体と洗髪はヴィヒタの成分を流れてしまいます。
ウィスキングを受けると、体表にヴィヒタの成分が付着しますが、洗体と洗髪によって成分が流れるので、効果が減少するでしょう。
ヴィヒタの成分がしっかり体に浸透するように、ウィスキング後の洗体と洗髪は控えてください。
まとめ
ここまでウィスキングの概要や効果、道具やウィスキングマイスターについて紹介しました。
ウィスキングは、ウィスキングマイスターという施術師がヴィヒタを使って行うマッサージで、リラックス効果と減菌効果を感じられます。ウィスキングはサウナブームの日本で今後認知が広がるでしょう。今後ウィスキングを楽しめるように、参考にしてみてください。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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