高濃度CBDリキッドが固まった時どうすればいい?おすすめの方法3選
リキッドやオイル、グミなどを試したり、低濃度から高濃度まで、濃度別でも試していること人と思います。
ただ、高濃度のCBDリキッドを試しているとたまに起こる問題があります。
それは、リキッドが固まってしまうこと。
これは液体が結晶化してしまったことによるのですが、今回はこの解決方法を消化していきたいと思います。
目次
CBDリキッドが固まることは異常ではない
まず、初めての方は驚くかと思いますが、高濃度で作られたCBDリキッドが固まることはよくあります。CBDリキッドの化学的な仕組みから、仕方がないことだと思ってください。
うちのCBDリキッドは固まりません、という文面とともに販売しているCBDリキッド製品もありますが、実際基本的にそれはただ「固まりにくい」だけです。
高濃度CBDリキッドが固まる理由
結論、温度によってオイルにCBDが溶ける量が変化するからです。
例えば、これはコーヒーなどをイメージするととてもわかりやすいですが、温度によって砂糖が溶ける量が変わります。
実際に温度を変えた100gの水に対して、グラニュー糖を溶かした実験があります。
- 0度:179g
- 常温:204g
- 100度:487g
となり、0度に対して100度は約3倍弱の量が溶けるようになるのです。
リキッドが固まる流れ
上記の例でまとめますと、
例えば、グラニュー糖が487gも溶けた100度の水があるとします、
それが、そのまま常温になった場合、常温で溶ける量は204gしかないので、
その差分の283g分、溶けていたグラニュー糖が個体に戻ってしまうのです。
CBDリキッドは固まりやすい?
CBDは、そもそも常温の状態では結晶体(個体)です。
ただ、CBDは油に溶けやすい成分であるため、みなさんが普段利用しているオイルやリキッドの原料である、MCTオイル(中鎖脂肪酸)やグリセリン(PG、VG)と混ざっていると常温でも溶けた状態になるでしょう。
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しかし、濃度の高いCBDリキッドの場合だと、先程の例のように作成した時の温度よりも利用者の皆さんの製品の保存温度が低い場合、溶けたCBDが固形に戻ってきてしまうのです。
固まらないCBDリキッドは存在しない?
前述のように、温度によってCBDの溶ける温度が変わります。
そのため、ある程度の濃度で作られているCBDリキッドであれば、温度次第で固まってしまうのです。溶けないCBDリキッドをうたっている商品であっても、冷蔵庫にいれるなどをして冷やすことで、低濃度でも内部が固まることもあるということです。
ただ、溶けているCBDの量が非常に少なく、溶ける限界量よりも少ない場合はもちろん固まることはないでしょう。
さて、CBDリキッドが固まる理由がわかったので、今度は液体に戻す方法を見てみましょう。
CBDリキッドの結晶を溶かす方法3選!
お湯につけて溶かす
まず定番は、湯煎して液体に戻す方法です。
流れを説明すると、
お湯をコンロや電子レンジに入れて加熱し、
そのお湯の中でCBDリキッドを入れるだけです。
吸入口がお湯に浸かった場合、CBDリキッドが漏れたりお湯に溶け出したりしてしまうので気をつけましょう。
目安の温度は、熱くてギリギリ飲めない程度の温度以上にし、揺らしながら浸けるとすぐにあったまって溶け出します。
ドライヤーで温めて溶かす
一番のオススメはこちら。
ドライヤーでCBDリキッド部分に向けて温風を当てることで、とても簡単に溶かすことができます。
中のリキッドが溶け出すまではかなりタンクが熱くなるまで熱を与える必要がありますが、プラスチック部分が溶け出さないように気をつけましょう。
ポケットに入れて人肌で溶かす
即効性はないので、急ぎの場合は使えないですが、こちらも簡単な方法です。
方法は、結晶化したCBDリキッドを、ポケットに入れたまましばらく待つだけ。
急いでない時にはこれでも十分だと思います。
番外編-火であぶって溶かす-
タンクを火で直接あぶって溶かす方法もありますが、
こちらはタンクが溶け出し有害な物質が出てしまう可能性が存在するため、他に方法がない場合以外は絶対に避けましょう。
まとめ
以上がCBDリキッドが固形化する理由と、その溶かし方でした。
高濃度CBDリキッドが固まる理由は、液体の温度が低くなったことで、CBDの溶ける限界量も低下したため。
液体に戻す方法も非常に単純なので、身近にあるものでどれもできますね。
固形化して諦めていたCBDリキッドもこの記事を参考にして液体に戻し、みなさんの快適なCBD生活が取り戻せれば幸いです。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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