アラバマ州、21社に医療用大麻のビジネスライセンスを授与

アラバマ州がカンナビスビジネスにおける新たな一歩を踏み出しました。この州のカンナビス規制機関は、医療用マリファナ（MMJ）プログラムの立ち上げに向け、21社の医療マリファナ企業にライセンスを付与しました。厳密な審査と評価プロセスを通過した90社の候補者から、これらの企業が選ばれました。

評価プロセスはアラバマ南部大学（USA）が調整し、90社の申請者全員の評価項目を審査するための専門家を集めました。8つのスコアリングカテゴリーに対応する66人の専門家を使い、各企業の財務能力、ビジネス/管理アプローチ、運営計画と手続きなどを評価したとのことです。

ライセンスを受け取った企業は、14日以内に適切なライセンス料を委員会に提出し、その後、2023年7月10日の会議で、委員会は各ライセンスカテゴリに対して正式なライセンスを発行する流れとなります。

さらなる動きとして、AMCCの副議長、Rex Vaughn氏は次回のライセンス付与も行う計画を発表しました。これにより、栽培者、安全輸送業者、そして州の検査室へのライセンスの新たなチャンスが提供されることになります。

今回付与された企業は次の通りです。

■統合施設ライセンス
Flowerwood Medical Cannabis, LLC
Southeast Cannabis Company, LLC
Sustainable Alabama, LLC
TheraTrue Alabama, LLC
Verano Alabama, LLC

■栽培業者ライセンス
Blackberry Farms, LLC
Gulf Shore Remedies, LLC
Pure by Sirmon Farms, LLC
Twisted Herb Cultivation, LLC

■加工業者ライセンス
1819 Labs, LLC
Enchanted Green, LLC
Jasper Development Group Inc.
Organic Harvest Lab, LLC

■ディスペンサリーライセンス
CCS of Alabama, LLC
RJK Holdings AL, LLC
Statewide Property Holdings AL, LLC
Yellowhammer Medical Dispensaries, LLC

■安全輸送・配送のライセンス
Alabama Secure Transport, LLC
International Communication, LLC
Tyler Van Lines, LLC

■州の検査室ライセンス
Certus Laboratories

今後、これらの企業はアラバマ州の新たな医療用カンナビス産業をリードする役割を担うこととなります。ライセンスが授与されるにつれ、地元のビジネスチャンスや雇用機会も増えることでしょう。

これらの発表に続き、医療用カンナビスの販売開始日はまだ未定となっています。ただし、このMMJの法的化は2021年に法案が成立して以来、進行中のプロジェクトです。

アラバマ州の新たな医療用カンナビスプログラムについて詳しく知りたい方は、Alabama Mefical Cannabis Commission(AMCC)の公式ウェブサイトをご覧ください。

▽AMCCの公式ウェブサイト
https://amcc.alabama.gov/