電子タバコ用CBDリキッドとは?吸い方や注意点を徹底解説!
美容や健康に関連して、様々な効果が期待され注目を集めています。ここでは、話題のCBD成分をVAPE(電子タバコ)を使い、効率的に体にとりこむための、吸い方や注意点を解説します。合わせて、CBDリキッドについてもご紹介します。
目次
CBDリキッドとは?
大麻草に含まれる化学物質であるカンナビノイド、その主要な成分であるCBD(カンナビジオール)はリラックス効果や美容効果などが期待されている今話題の成分です。
このCBD成分をVAPE(電子タバコ)用のリキッドにしたものがCBDリキッドです。
CBDリキッドの吸い方
CBDの成分を効果的に体に取り込むためにVAPE(電子タバコ)でCBDリキッドを加熱して蒸気を作り、口から吸い込むのですが、この時、吸い方に注意します。
ゆっくりと吸い込むことを意識して、蒸気を肺の中で溜めてから吐き出すことで CBD成分が直接肺の毛細血管から体内に吸収されやすくします。せっかくのCBDの成分を無駄にしないためにもリラックスしてゆっくりと肺に溜める意識が大切です。
CBDでむせる場合は?
VAPEを吸う時、勢いよく深呼吸して吸い込むとむせることがあります。VAPEから発生する煙は思っている以上に量が多いため、紙タバコを吸い慣れた人でも咳き込むことがあるようです。ゆっくりと吸い込むことを意識します。
また、VAPEを吸うと喉が乾燥しやすくなると言われます、喉が乾燥しているとむせやすくなるので、のど飴を食べたり、水分補給をしたりすることをお勧めします。
CBDのリキッドが体に合わない場合もあります、吸い方などに注意してもむせる場合は、CBDのリキッドを変えてみることで改善ができるかもしれません。
CBDリキッドを吸うときはここに注意!
CBDリキッドを気持ちよく効率的に吸うためには、吸い方のコツやVAPEの取扱い方などを覚えておく必要があります。ここではCBDリキッドを吸う時の基本的な注意点を分かりやすく解説します。
初めての場合は肺に入れない
初めてCBDリキッドをVAPEで吸う時はいきなり肺に吸い込まず、口にためて吐く方法、いわゆる「ふかす」という吸い方をお勧めします。
この吸い方であれば、喫煙に慣れていない人でもむせることもなく安心して吸うことができます。口の中で蒸気をためるのでリキッドのフレバーや味はしっかり楽しむことはできます。
ただ、CBDの効果という意味では、肺に蒸気を吸い込むことで、成分が直接肺の毛細血管から体内に吸収されるので、慣れてきたら、少しずつ肺に蒸気を吸い込む事を意識するようにします。
リキッドは入れすぎない
リキッドを入れすぎることの一番の問題は「液漏れ」です。VAPEは、器具の特性から外出のお供にカバンなどに入れて持ち出すことが多いと思います。
その時に液漏れを起こすと、カバンの中身が濡れてしまいます。リキッドは油分を多く含むものが多いのでかなり困ったことになります。
その他、コイルが焦げてしまう、バッテリーの故障、リキッド本来のフレバーが損なわれる、などの問題を起こすこともあります。リキッドをVAPEに注入する時は入れすぎに十分注意する必要があります。
空焚きをしない
VAPEはコイルを熱し、リキッドから発生する蒸気を吸い味や香りを楽しむための器具です。コイルにはウィックと呼ばれる綿が触れており、このウィックにリキッドを染み込ませて、コイルに電流を流し熱することでリキッドを気化させます。
この時、綿部分にリキッドが無い状態でコイルを加熱してしまうと「空焚き」が発生します。空焚きを起こすと、焦げた臭いが発生し、コイルなどVAPEのパーツの故障の原因になります。
また、リキッド本来のフレバーを損なってしまいます。空焚きを防ぐためには、常にウィックにリキッドが染み込んでいるかを確認することが大切です。
充電しながらの吸引はしない
VAPEを充電しながら使用(吸引)するのは危険です。通常でも、充電している間はバッテリーは高温になります。
さらに充電中にVAPEを使用することで、バッテリーに過度の負担がかかり、バッテリーのみならず、アドマイザーなどの別の機器も高温になり、故障や事故につながる恐れがあります。
また、バッテリーに負担がかかることで寿命も短くなってしまいます。VAPEを安全に使用するためにも、充電しながらの使用は避けなければなりません。
ボタンを押しすぎない
基本的にVAPEを吸う時は、電源が入っている状態でボタン(パフボタンまたはファイアボタンと呼ばれます)を押したまま蒸気を吸い込みます。
この時、注意しなければいけないのが、吸っていないときは、ボタンを押してはいけないということです。ボタンを過剰に押しすぎると、バッテリーやコイルなどに負担がかかり故障の原因になります。
また、カバンやポケットの中などで誤作動を起こさないためにも、VAPEの使用後は確実に電源を切るようにします。
周囲に気を配る
ここ数年、喫煙に関する決まり事が多くなり、たばこを吸う人には肩身の狭い思いをすることが多くなっています。
そのような中、VAPEは、日本で販売されているものは原則、ニコチンやタールといった有害物質が含まれておらず副流煙も発生しないため、「改正健康増進法」「受動喫煙防止対策」などの適用外になると言われます。
少しおおげさに言えば「VAPEであればどこで吸っても問題無い」と言えます。ですが、マナー的にはどうでしょう?VAPEは近年急激に人気の出てきた商品であり、加熱式たばことの違いを理解している人は少なく、吸った時にでる煙を不快に感じる人も多いです。また飲食店などでは、VAPEの特徴であるフレーバーが、
周囲で食事をしている人の迷惑になることもあります。これらのこと考えると、VAPEを吸う時は、紙タバコのマナーにできるだけ合わせて、周囲に気を配り楽しむことを忘れないようにしなければなりません。
CBDリキッドの濃度
通常、CBDリキッドの濃度は何%と表示されます。濃度を計算するのはほんの少し複雑なので、計算方法の説明は省きますが、参考としてCBDリキッドにCBDが1,000mg含まれていて、リキッド量が10mlの場合、濃度は10%となります。
ここでは、濃度別にCBDリキッドを分類して、それぞれの特徴を解説します。また、お勧めの商品も合わせてご紹介しますので参考にして頂ければと思います。
低濃度:CBD濃度~5%未満
この濃度では、CBDの効果が実感しずらいと言う感想が多いのですが、高濃度のCBDは吸ったときに喉に抵抗を感じることがあります。そのため、初めてVAPEを吸う方や喫煙に慣れていない方などには、低濃度のCBDはお勧めです。なにより、低濃度の製品は比較的値段も安いのでお試しに使ってみるのには最適です。
HERBS CBDリキッド(ボトル) 濃度1% CBD150mg
フレーバーも多く、好みのリキッドを混ぜて使用することもできます。ボトルタイプのリキッドを初めて使う方にはお勧めの製品です。
中濃度:CBD濃度5%~10%未満
この濃度の製品は、カートリッジタイプ(携帯シーシャーや使い捨てVAPEと言われます)が多く、持ち運びがしやすく、おしゃれでスタイリッシュな製品が特徴です。
また特別な器具も必要なく、買ってすぐに吸うことができるのもこのタイプの魅力です。朝起きた時のリフレッシュや、仕事の合間のリラックスタイムなどの気分転換時にお勧めです。
Dawg(ドーグ)CBD VAPE PEN CBD濃度 5~8%
ペン(カートリッジ)タイプのVAPE。外観もおしゃれで様々なフレバーを楽しめます。使いきりなので気軽に使うことができます。
高濃度:CBD濃度10%~以上
この濃度の製品はボトルに入ったリキッドや、使い切りのカートリッジタイプなど様々な種類のものがあります。睡眠の質を高めたり、日常生活の中で起こる疲労感やストレスなどを緩和し、深いリラックス効果を実感したい方にお勧めです。
またこの濃度の製品の特徴として、CBD成分単体(これをアイソレートと言います)だけでなく、大麻草に含まれる全ての化合物(カンナビノイド)を抽出したものから、日本では大麻取締法によって許可されていない成分であるTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)を取り除いたものも製品化されており、
これらは、ブロードフルスペクトラムと呼ばれ、CBD効果はもちろんのこと、THC以外のカンナビノイドが複合的に含まれていることから、高い相乗効果が期待されています。効果を最優先にされたい方はブロードフルスペクトラムの製品がお勧めです。
ただし、スポーツをされる方は、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)」がCBD成分単体は禁止していないのですが、CBD以外の成分が含まれる製品は違反成分が含まれている場合もあるので十分な注意が必要です。
AZTEC(アステカ)CBD リキッド フルスペクトラム ボトル CBD濃度10% CBD1000mg
厳選された原料(麻)を使用してCBDをはじめとした、カンビノイドを製造するイギリスのアステカ。フルスペクトラムタイプの高濃度CBDリキッドで、様々なフレバーが揃っています。
まとめ
VAPEとCBDリキッドの組み合わせは、ストレスや不眠など日常的に起こる様々な問題の緩和に役立つ可能性と心地よいリラックス効果も期待できます。
そんな、VAPEとCBDリキッドは多種多様な製品が販売されています。お気に入りのデバイスとフレバーを見つけて、楽しんで頂ければと思います。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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