CBDの肺への影響は?ベイプなど「吸引」で注意したいこと
学ぶ
2024年3月4日

CBDの肺への影響は?ベイプなど「吸引」で注意したいこと

CBDリキッドをベイプなどで吸引する場合、普通の電子タバコと同様に、肺への影響を心配する方もいるでしょう。

タバコに含まれる成分とCBDリキッドに含まれる成分は異なりますが、実際のところCBDベイプは肺にどんな影響をもたらすのか、気になりますよね。

こちらのページでは、CBDの肺への影響や、CBDリキッドを選ぶ際の注意ポイントについて解説します。

安全にCBDを取り入れていきましょう。

CBDベイプの肺への影響は?

CBDベイプの肺への影響は?

CBDベイプでの吸引は、CBDリキッドを加熱し、その蒸気を吸い込む摂取方法になります。

ここで知っておきたいのは、食用で問題ない場合でも、煙で吸い込むことが安全とは限らない、ということです。

煙というのは、気管や肺に刺激を与えることがあります。

誰でも体験があると思いますが、一気に蒸気や煙を吸い込むと、それが何であれ、喉や肺に刺激を感じて咳き込んでしまうことがあるでしょう。

CBDベイプに限らず、蒸気や煙は肺に影響を与えるのです。

CBDリキッドを吸引する際に考えられるリスク

CBDリキッドを吸引する際に考えられるリスク

続いて、CBDリキッドを吸引する際に、肺などのリスクとなるケースについて見ていきましょう。

CBDベイプなど、吸引で肺や気管支に悪影響を及ぼす可能性としては、

  • CBDリキッドに有害物質が混入している
  • デバイスの加熱による成分混入

といったものが挙げられます。

CBDの成分というより、CBDリキッドや、ベイプなどデバイスの品質による不安要素ですね。それぞれ詳しく見ていきましょう。

CBDリキッドに有害物質が混入しているケース

CBDの品質は、一定ではありません。CBDは大麻を原料としていますので、大麻取締法で規制のある日本では、抽出も生産も不可能です。

CBD原料はいずれも海外から輸入されたもので、CBDリキッドなども外国製のものが多く、中には粗悪品も含まれるのです。

品質の悪い、安価なCBDリキッドなどでは、不純物や有害物質が含まれていることもあります。

安全性の低いCBDリキッドを毎日のように継続して吸引していれば、悪影響が出てくることもあるでしょう。

このリスクを避けるためには、信頼性の高い、品質にこだわりを持ったCBDブランドを選ぶことが大事です。

デバイスの加熱による成分混入

CBDベイプは、CBDリキッドを加熱して、水蒸気を吸引するという仕組みですが、その際にデバイスのパーツなどの成分が溶け出す可能性もゼロではありません。

数回の吸引で影響が出るというものではありませんが、10年20年といった長いスパンでどうなるかについては、現時点での明確な答えは無いのです。

CBDリキッドを選ぶ際の注意ポイント

CBDリキッドを選ぶ際の注意ポイント

質の悪いCBDリキッドというのも、実際に販売されていることがあります。

では、安全性の高いCBDリキッドを選ぶにはどうしたらいいのか。

安心なのは、信頼性の高いデータを公表しているCBDブランドを利用すること。

CBD原料や製品としての品質だけでなく、原料栽培の過程から製造過程まで、こだわりを持って高品質のCBD製品を生産しているブランドもあります。

■CBDリキッド|店舗あり&楽天でも購入可能なおすすめショップ■

CBD製品を購入する際は、データの公表やブランドのこだわりなどもチェックしながら、信頼性の高いものを選びたいですね。

■CBDリキッドは安い物でも大丈夫?安さだけで選ぶことのリスクとは■

CBDベイプで吸引することのメリット

CBDベイプで吸引することのメリット

ここまでCBDをベイプ等で吸引した場合の肺への影響について見てきましたが、CBDベイプにもメリットがあります。

それは、CBDの成分を素早く吸収してくれること。

CBDの摂取では、吸引が最も早く効果を得られる方法となっています。吸って数分から10分ほどでCBDを体感できるのです。

CBD製品にはCBDエディブルという食べるタイプ、例えばCBDグミなどがあるのですが、これらは食べてもすぐには効果が得られません。作用を感じるまでに30分から1時間以上掛かる場合もあります。

そのため、即効性を求める場合には、ベイプでの吸引がおすすめなのです。

肺への影響が気になる場合は、即効性を求める時はベイプを使用して、その他はエディブルやCBDオイルなどを併用するといった方法もありますね。

ちなみに、CBDは摂取方法によって効果が現れる時間が異なりますが、その効果の「持続時間」も変わってきます。

ベイプでの吸引は、効果の持続時間が数時間程度と短めなのに対して、エディブルなど経口摂取の場合は6~8時間持続するのです。CBD製品は、こうした摂取方法による違いも把握して、上手に使い分けたいですね。

肺への影響を避けてCBDを摂る方法

肺への影響を避けてCBDを摂る方法

気管支が弱い方は、CBD摂取についても、ベイプ等での吸引は避け、他の方法を選択すると良いでしょう。

CBD製品には、いくつもの選択肢があります。

即効性を求める場合も、吸引と同じくらい素早く効果を示す「舌下摂取」という方法があります。

舌下摂取というのは、舌の下に含み、舌下にある血管から成分を吸収する方法です。

CBDベイプは肺の毛細血管から成分を吸収、舌下摂取の場合は舌の裏側にある血管から吸収し、それぞれ血管を通して体内に取り込まれます。

舌下摂取の場合は、ベイプより効果が出るまでやや長めで15分から30分程度。効果の持続時間はベイプと同じで、数時間程度です。

舌下摂取できるCBD製品としては、CBDオイルやCBDグミなどがあります。

CBDオイルであれば、舌の下に直接落として数分溜めておくだけ。CBDグミであれば、噛んで食べてしまうのではなく、同じく舌下に含み、ゆっくりと溶かすようにします。

就寝前にCBDを摂取したい場合は、ベイプを吸って寝る変わりに、CBDオイルを舌下摂取したり、数時間前にエディブルを食べて長時間効果を持続させるといった対応もできるので、作用時間や持続時間を考えて活用してみてください。

■CBDにはベイプが必須?サクッと試せる6つの種類をまとめて紹介■

CBDリキッド|肺へのリスクを回避するために必要なこと

CBDリキッド|肺へのリスクを回避するために必要なこと

CBDリキッドの吸引はまだ歴史も浅く、長期間吸引し続けた場合のデータも完璧ではありません。これから解明されることもあるでしょう。

気管支が弱い方、肺へのリスクが心配な方は、CBDを肺から摂取する方法は向いていません。CBD製品には様々な種類がありますので、自分に合った方法を探してみると良いでしょう。

その際は、ベイプは即効性があり、その他の経口摂取などでは効果が現れるまでに数時間掛かる、といったことを把握したうえで試してください。

数分で効果が得られないと判断し、大量に摂取してしまうと、数時間後に急激に作用してくる可能性もあります。車の運転前など不用意に摂取すると危険です。

CBD製品を初めて試す場合、製品ごとに「少量から試すのが安全」というのは、こうした理由があるからなのです。

自分の適量を見つけて、コスパ良く、上手に活用していきましょう。

■CBDの過剰摂取はヤバい?適量ってどれくらい?■

おすすめ商品一覧