大麻と音楽とその歴史|ハイになると聴こえ方はどう変わる?
こちらのページでは、大麻を吸うと音楽がいつもと違って聴こえるのは何故なのか、どのように聴こえるのか、といった部分について、大麻と音楽にまつわる歴史を混じえながらご紹介します。
目次
大麻が音楽にもたらす効果|聴こえ方はどう変わる?
大麻は日本では違法とされており、確かにマイナス面はあるものの、プラスになる面もあるのです。大麻を推奨するわけではありませんが、大麻について様々な方向から正しく知ることも大事ですよね。
大麻でハイになることと音楽がどう関係するのか、どういった効果をもたらすのか、早速見ていきましょう。
大麻が音楽にもたらす効果とは?
好みの音楽を聴くと、大麻などが無くても心地良いですよね。ですが、大麻を摂取するとより音楽が楽しく感じられるようになるのです。
それは、大麻の
- ハイになる
- 多幸感
- 陶酔感
- リラックス作用
- 五感を研ぎ澄ませる
といった作用によるものなのです。
大麻を吸うとこれらの作用が働き、音楽が普段とは異なった感覚で捉えられるような効果をもたらすわけです。
大麻を吸うと音楽の聴こえ方はどう変わる?
では、実際に音楽がどのように聴こえるようになるのか。
経験者達の言葉を借りると、
- より音楽の世界観に浸れる
- 耳だけでなく全身で音楽を楽しめる
- 音楽のそれぞれの音がクリアに聴こえる
- 繊細な部分まで敏感にキャッチできる
- ひとつひとつの音が冴え渡る
といったように表現されます。
大麻による音楽への効果はポジティブな効果のひとつ
こうした大麻による音楽への効果は、芸術的な感覚を研ぎ澄まし、創作活動をサポートするといった面でも知られています。
音楽シーンで大麻との関連が深いアーティストとして海外では、
歴史的にも
- ボブ・マーリー
- ジョン・レノン
- デビッド・ボウイ
などに逮捕歴があり、
現代でも
- マドンナ
- ジャスティン・ビーバー
- ジョニー・デップ
- マット・デイモン
- ブラッド・ピット
なども使用したことがある、また愛用しているとのこと。
日本でも音楽界では、
- 長渕剛
- 井上陽水
- 桑名正博
といったアーティストが過去、大麻所持で逮捕されています。
歴史的に、大麻は最も危険で医療用途も無しとして国際条約の危険薬物に指定されており、ここに挙げた以外にも国内外で数多くのアーティストが逮捕など懲罰を受けています。
大麻が合法化となった国も増えていますが、こうした環境の変化で今後は、大麻のマイナスを抑制しつつ、プラスでポジティブな作用を活用していく方法が見い出されていくといいですね。
大麻と結びつきの強い音楽ジャンル
大麻と結びつきが強いのは、
- ジャズ
- レゲエ
- ヒップホップ
といった音楽ジャンル。
古くから、マリファナをテーマとした曲も多く生まれており、楽しく気分を盛り上げる曲や、気持ちを落ち着けてリラックスするような曲があります。
こうした音楽を大麻にプラスすることで、バッドトリップを回避する作用もあるのです。思考をプラスに作用させるわけですね。大麻を吸うときは、環境や心持ちも大切な要素となるのです。
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大麻と音楽に刻まれてきた深い歴史
大麻と音楽は、その音楽を体感する効果とは別に、歴史的な結びつきも強く存在します。
大麻禁止と音楽と差別
アメリカで禁酒法が解禁となった後、次の取り締まり対象として大麻を掲げたのは、連邦麻薬局の初代長官となったハリー・J・アンスリンガーでした。
アンスリンガーは大麻の歴史を語る上で避けては通れない人物。この長官の差別的な思想から、大麻がアルコールに変わる新たなターゲットとなったのです。
アンスリンガーは、メキシコ人や黒人、さらには彼らが愛するジャズまでも侮辱的に捉えていました。そして、彼らが持ち込んだ大麻と彼らを結びつけ、ネガティブキャンペーンを大体的に行いました。
そのネガティブキャンペーンは数年に及び、マリファナがいかに危険であるか、当時の多数を占めた人種主義者を煽るべく、白人の子どもたちや女性達が危険に晒されていると、あらゆるメディアを使って世論にマイナスな印象を植え付けたのです。
こうした大麻禁止に至るまでの背景には、人種差別や政治的意図、さらには石油産業への配慮など、様々な思惑があったということも語られています。
日本の大麻取締法といい、大麻の歴史というのは非常に複雑な背景があり、本当に興味深いもの。
■大麻禁止の本当の理由|違法薬物となった歴史的経緯に隠された真実
これが今見直されているというのは、人類にとって非常に画期的なことではないでしょうか。
大麻に含まれるハイになる成分「THC」とは
日本の現代社会では、大麻は「ダメ。ゼッタイ。」とされています。大麻は特に10代など若年層から使用をすると、脳へのダメージが強く出るとわかっており、危険性があるのは間違いありません。
そのようなマイナスな作用を引き起こすのは「THC」という大麻に多く含まれる成分であることもわかっています。
ですが医療大麻では、このTHCが微量でも含まれているものと含まれていないものでは、含まれているものの方がより良い効果を発揮するケースも多々あるのです。
日本では大麻取締法で規制されているTHC
日本では、大麻に含まれる「THC」という成分がほんの0.01%でも含有していれば輸入することができません。
THC(テトラヒドロカンナビノール)というのは、精神作用があり、摂取するとハイになるもの。悪者扱いされるTHCですが、摂取量によって、プラスに作用する面もあれば、マイナスに作用するという面も持っています。
大麻は医薬品としても副作用が少なく、現代の医学では治せない病気にも効果を発揮することがあるのです。マイナス面ばかりに注目して全否定されるのは非常に残念な話です。
THCの排除されたCBDは日本でも使用可能
THCというのは大麻に含まれる活性化合物でカンナビノイドと言います。大麻には、THC以外にも100種類以上のカンナビノイドが含まれているのですが、そうした成分が相互に作用すると、THCの精神作用が、THC単一で摂取する場合より抑制されることもわかっています。
こうした相互作用をアントラージュ効果といい、医療大麻などでも多くの研究が行われています。
■アントラージュ効果って?期待するならこのCBDがおすすめ!
その中でよく知られているのがCBDですね。CBDはTHCのマイナスな作用を抑制することでも知られているのです。
CBDはTHCと切り離され、単一で、または別のカンナビノイドと一緒にした製品(フルスペクトラムやブロードスペクトラム)が日本でも入手可能となっています。
■ブロードスペクトラムとは?他の種類との違いやメリットなど解説
CBDでは大麻と音楽のような五感を研ぎ澄ますような効果はありませんが、心も体もリラックスさせる作用があります。
強いストレスを感じたら、アントラージュ効果のあるフルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBDと共に、ゆったりした音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。きっとリフレッシュできますよ。
■CBD用VAPEのおすすめと購入前に知っておきたいチェックポイント
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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