CBDワックスでキマる?リキッドやクリスタルとどう違う?
そして、現在は原材料をさらに凝縮した高粘度のワックスタイプも人気がある一方、濃度が高いだけに「キマる」のではないかと考える初心者も少なくないのです。
そこで本記事では、CBDワックスが本当にハイの状態を引き起こすのか、クリスタルと呼ばれる製品との違いについても解説していきます。
現在CBDを検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
CBDワックスがキマるという認識は誤り
「キマる」という言葉の意味合いとしては、気分が高揚して爽快感を引き起こす、あるいは強烈にハイな状態を指しています。
もちろん第三者から見れば異常といわざるを得ない様子であり、結論としてCBDワックスを摂取してもキマることはないと思って良いでしょう。
CBDは睡眠前の心地よいリラックスタイムをサポートする目的で使用されるケースが多く、通常のECサイトや専門店で販売されている一般製品です。
また、製品の種類や接種方法によって様々な風味の違いも楽しめるため、多くの方から嗜好品としても親しまれています。
現在誤った認識を持っている方は、本記事をきっかけに正しくCBDを知っていきましょう。
CBDワックスについて
ここからは、CBDワックスの特徴やその他の製品との違いを解説していきます。
現在CBDを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
CBDを凝縮した高粘度の製品
CBDワックスとは原材料の成分を凝縮した粘度の高い製品であり、ほとんどの場合は90%以上の濃度を備えています。
そのため、濃度3~30%ほどのアイテムよりも奥深い味わいが楽しめるだけでなく、直接肌に塗ることも可能です。
一方、煙として吸引するには専用デバイスが必要となり、通常のリキッドに用いるVAPEで燃焼させると製品不良を起こしてしまうリスクがある点には注意してください。
また、メーカーによってはそもそも取り扱っていないケースもあることから、他の種類よりも比較的選択肢が少ない点も把握しておいた方が良いでしょう。
スペクトラム製法が主流
CBDアイテムには大きく分けて以下3種類の製造方法が存在しており、ほとんどのワックスはスペクトラムで作られています。
- アイソレート
CBD以外の成分を完全に除去する製法であり、オイルやリキッド、パウダーなどでも用いられています。
- ブロードスペクトラム
CBD以外のCBGといったカンナビノイド成分も残す製造方法です。
アイソレートよりも原材料に近い味わいを楽しむことが可能であり、ワックスの主流とされています。
- フルスペクトラム
複数のカンナビノイド成分に加えて、テルペンなどのミネラルも配合しており、より奥深い風味が特徴です。
もちろん日本で販売されている製品にTHCは含有されていません。
CBDワックスは上記のブロードスペクトラムとフルスペクトラムが採用されているものがほとんどであるため、経口摂取や煙で吸引した際は植物本来の香りと味わいが楽しめるでしょう。
その他のCBDアイテムとの違い
CBDはワックス以外にも様々な種類が販売されており、それぞれで異なる特徴を持っています。
自身の好みに合った製品を探すには当然必要な知識となるため、初心者はぜひ参考にしてください。
CBDオイル
CBDオイルは最もスタンダードなアイテムであり、フルーツやチョコレートといった様々なフレーバーが配合されているケースが多くなっています。
具体的な使用方法としては、舌下に2~5滴程度を垂らして数十秒放置した後に飲み込む形となるため、特殊な器具は必要なく初心者でも簡単に楽しめるでしょう。
ワックスよりも液状ですが、水よりも滑らかな印象です。
CBDリキッド
VAPEなどのデバイスを用いた吸引に特化したCBDリキッドは、オイルと並んで販売数が多く、様々なフレーバーが販売されています。
一方、専用器具がないと摂取する方法がない上に、オイルよりサラリとした性質もワックスと異なるポイントです。
ただし、最もCBDの風味が味わいやすいアイテムの1つではあるため、初心者が最初に試すにはおすすめといえるでしょう。
CBDクリスタル/パウダー
CBDクリスタルは結晶の状態にした製品であり、どちらかといえばパウダーの方が呼び名としては主流です。
使用用途が幅広い点が大きな特徴であり、そのまま舌下で転がす方法はもちろん、食品やCBDオイルなどと混ぜても楽しめます。
参考までに、パウダーは細かな粉末ですが、ワックスはどちらかといえば粘度の高いクリーム、あるいは同名の整髪料のような形状であるため、混同しないように注意しましょう。
CBDエディブル
エディブルとは「食べられる」「食品」といった意味を持っており、グミやクッキー、チョコレートなどの食品にCBDが配合されている製品を指しています。
また、現在ははちみつやブラウニーといった種類も人気があり、ショップによってはペット用食品も販売しているほどにメジャーです。
もちろんワックスとは明らかに異なるアイテムであるため、ほとんどの場合間違えることはないでしょう。
通常食品と同様に食べるだけでCBDが楽しめることから、器具の操作に慣れていない初心者には特におすすめといえます。
CBDクリーム
主に美容店などで取り扱っているCBDクリームは、形状こそワックスに似ているものの、基本的に経口摂取を想定して作られていません。
直接的に肌に塗るのが主な使用方法であるため、乾燥しがちな季節には特に重宝するでしょう。
アロエや柑橘系の成分を配合した製品も多数販売されており、様々な香りが楽しめる特徴もあります。
CBDワックスの注意点とは
その他の製品との違いが理解できたところで、ここからはCBDワックスの注意点を解説します。
先ほど触れた通りキマることはありませんが、使用する際は必ず把握しておいた方が良いでしょう。
全体的に価格が高い
CBDワックスは多くのメーカーからリリースされていますが、ほとんどの場合は1,000mgで7,000~10,000円程度に設定されています。
オイルなどは3,000円以下で手に入るケースもあるため、お試しで購入したい初心者にとっては少しハードルが高いかもしれません。
ただし、高頻度で使用する性質のアイテムではないことから、1つ持っていればしばらくの間、切らすことはないでしょう。
独特な味わいが人によっては苦手なケースもある
CBDワックスはブロード、あるいはフルスペクトラムで製造されるケースが多く、フレーバーが配合されていない製品がほとんどであるため、原材料本来の味わいが強くなっています。
したがって、慣れないうちは経口摂取した時の独特の風味が苦手に感じる可能性もある点には注意しましょう。
もし不安に感じる場合は、フレーバーを配合したオイルやリキッドから始めるのがおすすめです。
CBDワックスでキマることはない
本記事ではCBDワックスの概要やその他の製品との違い、注意点についても解説してきました。
CBDワックスは90%以上の濃度を備えているため、キマるかもしれない、という安易な認識が持たれてしまうケースもあります。
しかし、結論としてそういった異常な高揚感を引き起こすことはなく、睡眠前のリラックスタイムをサポートする目的で多くの方から親しまれている製品です。
一方、オイルよりも比較的高価で、原材料に近い風味にクセを感じる可能性がある点には注意しましょう。
現在CBDを検討している方は、ぜひ本記事を参考に正しい知識を持ってチャレンジしてみてください。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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