日本市場に科学の力で安全をもたらす「KCAラボジャパン」-- 最先端のCBD・カンナビノイド検査技術の背景と展望
目次
自己紹介と経歴をお願いします。
KCAラボラトリーズのCCO(Chief Compliance Officer)を務めるベローネ ライアンです。私は以前、LGCのスポーツサプリメント国際認証プログラムで品質管理に関わり、不当なドーピング検出を防ぐための基盤づくりを支援してきました。現在はその経験を基に、KCAラボジャパンでCBD/カンナビノイド製品の安全・信頼性向上に努めています。
ブランドのご紹介をお願いします。
KCAラボジャパンは、カンナビノイドおよびCBD製品の品質検査を提供する米国拠点のKCA Laboratoriesの日本支社です。2019年に設立されたKCAは、科学的根拠と先進的な技術を基に、精密で信頼性のある検査結果を提供しています。日本市場においても、高品質なCBD製品を届けるため、カンナビノイド成分の検査やテルペン分析、重金属分析、残留農薬検査など、幅広い検査を実施しています。
なぜCBDブランドをはじめようと思ったのですか?
日本市場ではCBD製品が成長を遂げていますが、その健全な発展には高い品質基準の検査体制が必要だと感じていました。KCA Labsの検査技術は、米国でも高い評価を受けており、その実績を日本市場に導入することで、安心安全な製品をお届けしたいと考えました。KCA Labsが提供する精密な検査は、日本市場の信頼性向上に大きく貢献できると信じています。
ブランドの魅力的なポイント・こだわりを教えてください。
KCAラボジャパンの最大の特徴は、日本の規制に対応した幅広いカンナビノイド成分の検査が可能なことです。HPLC-PDAやLC-MS/MSといった精密機器を用い、微量成分の検出まで対応できる検査体制を整えています。また、KCA LabsはISO/IEC 17025認定を取得しており、国際的な水準に基づいた信頼性の高い結果を提供することが可能です。
貴社のおすすめサービスとその理由を教えてください。
特におすすめしたいのは、「パブコメ提示規制値検査パネル」と「規制カンナビノイド不検出パネル」です。これらは、日本の規制に対応するために設計されており、各種カンナビノイド成分の微量検出を正確に行います。これにより、企業が安全性や透明性を確保するためのサポートが可能となり、日本の消費者に安心して製品を提供する基盤が整えられます。
どんな人に、どんな時に使ってほしいですか?
日本のCBD/カンナビノイド製品の品質を重視するすべての事業者様にご利用いただきたいと思います。カンナビノイド製品の安全性や成分分析が重要な企業様にとって、KCAラボジャパンの検査サービスは必須のサポートです。消費者に信頼される製品を提供するための礎として、ぜひお役立てください。
ブランドの3年後の目標を教えてください。(どんなブランドにしたいですか?規模感など)
今後3年以内に日本国内に専用ラボを設立し、より迅速で利用しやすい検査サービスを提供したいと考えています。これにより、CBD業界の安全と信頼性が高まり、日本市場の発展をさらに後押しできると考えています。日本市場に根ざした検査体制の構築が目標です。
最後に伝えたいことはありますか?
CBD市場の成長には、確かな品質と安全性が不可欠です。KCAラボジャパンは、今後も検査機関として日本市場の健全な発展を支え続けます。消費者と企業が信頼できる製品を提供するために、私たちの検査技術が少しでもお役に立てればと思います。
まとめ
以上、KCAラボジャパンのベローネ ライアン氏にお話を伺いました。CBD市場の発展を科学の力で支え、業界の信頼性を高めていく同社の取り組みは、今後の日本市場においても重要な役割を果たすでしょう。CBD JAPAN編集部では、引き続きCBD市場の動向をお届けします。次回もどうぞお楽しみに。
日本最大級のCBD展示会「CBDジャーニー & カナコン 2024 11月15日から開催!
11月15日(金)と16日(土)の二日間、CBD/ヘンプに関する日本最大級の展示会「CBDジャーニー Vol.6」が、新宿のLUMINE 0にて開催されます国内外の最新CBD製品や知見が集結し、多様な分野のステークホルダーを対象とした業界の一大イベントとなります。
詳しくはこちら
https://cbd-japan.com/cbd-journey6
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
CBD JAPANは2021年10月に設立された企業で、「心身の本来の力を引き出し、健康で明るい社会を作る」というミッションを掲げています。コラムは全て下記の監修者のもとで、コンテンツ制作ポリシーに従い制作しております。