コンタクトレンズや眼鏡をつけたままサウナに入っても大丈夫?注意点など徹底解説
例えばプールに入るときは、眼鏡はおすすめされていませんし、コンタクトも落とすリスクなどあります。
今回は、コンタクトレンズや眼鏡のままサウナに入ってもよいかという問題について解説していきます。
コンタクトや眼鏡をつけたままサウナに入ってもいいのか
コンタクトレンズや眼鏡をつけたまま、サウナに入りたいという方もいらっしゃるかもしれません。
お店側からは禁止されていることは、ほとんどありません。
ただ、自分の体のためにいいのか、レンズや眼鏡にとっていいのかといえば、それはNOです。
入ることはNGではないのですが、一般的にトラブルを避けるためにも、コンタクトレンズや眼鏡をつけたままサウナに入ることはしないことが基本です。
もしお店の断り書きなどがなくても、できれば裸眼の状態で入ることが望ましいといえるでしょう。
では、コンタクトレンズや眼鏡をつけたまま入ると、どのようなリスクが伴うのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
眼鏡をかけて入るリスク
眼鏡を外してしまうと、周りがよく見えないという意味では、危険でもあります。
しかし、その後の眼鏡本体に異常を感じたりトラブルが起きたりする可能性があるので、正直おすすめはできません。
では、眼鏡をかけて高温多湿のサウナ室に入ると、どんな問題が生じるのでしょうか。
こんな話がよくあります。
サウナ室に眼鏡のまま入ってしまったことで、レンズが曇ったような感じになった、ひびやシワができたような感じになったという事例があります。
このときに考えられるのが、眼鏡に使われているコーティングが剥がれてしまったことが考えられます。
サウナのような高温多湿の環境に晒されると、レンズの表面のコーティングにひびが入ってしまったり、シワになってしまうことがあり、ひびのようなもの、シワのようなものができたりします。
というのも、現在日本で普及している眼鏡は、ほぼ9割がプラスチック素材でできたレンズです。
このプラスチックは熱に大変弱く、60℃にもなると熱で膨張する性質をもっています。
そしてレンズに施されたコーティングは、レンズと一緒に膨張できないので、引っ張られた状態になってひびが入ったような、シワが入ったような状態になってしまうのです。
このひびによって、レンズが曇った感じに感じる方がいらっしゃいます。
レンズはコーティングを補修することはできないので、どの眼鏡屋に行っても、レンズ交換や新しい眼鏡の購入をすすめられることになります。
サウナやお風呂のような環境では、眼鏡の持ち込みは絶対に避けましょう。
サウナは80℃から90℃の温度ですので、簡単に眼鏡は膨張してしまい、お風呂以上に危険な場所です。
眼鏡を守るためにも、眼鏡はサウナ室へ持ち込まないように注意しましょう。
コンタクトレンズをつけてサウナに入るリスク
では、コンタクトレンズを装着して入った場合はどうでしょうか。
コンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズがあり、ソフトコンタクトレンズが主流となっていますが、この柔らかな素材であるソフトコンタクトレンズこそ、装着したままでいると大変危険です。
サウナ室は、極端に乾燥した環境です。
そのような環境で装着していると、コンタクトレンズが乾燥しやすくなって外れる恐れがありますし、それどころか乾燥したことで眼球にレンズが貼り付いてしまって、とれなくなってしまうことがあります。
貼り付いてしまったレンズを無理やり外そうとすることで、目を傷つけるリスクもあるでしょう。
また、サウナは非常に熱を帯びている場所ですので、コンタクトレンズが変形してしまう可能性も否定できません。
どうしてもコンタクトレンズをして入りたいという場合は、コンタクトレンズ用の目薬を持参していくのもひとつですが、あまりおすすめはできません。
視力が悪い方はサウナ用眼鏡がおすすめ!
コンタクトレンズや眼鏡を装着していると、レンズ本体にトラブルが生じる可能性があり、目にもよくないということがわかりました。
しかし、近眼がひどい方にとっては、長時間滞在するためにも、何も見えない状態のままでいるより、視力矯正して入りたいという方もいらっしゃるでしょう。
そのようなときは、サウナ用眼鏡、お風呂用眼鏡の着用をおすすめします。
サウナ用眼鏡は、熱に強い性質をもっている造りであることから、高温多湿のサウナやお風呂の環境でも眼鏡のレンズが変形することなく、快適なサウナ時間をすごすことができるでしょう。
レンズもフレームも、サウナにも耐えられる120℃~130℃の耐熱温度の熱に強いポリカボネートのような、熱に強い素材を使って開発されています。
ポリカボネートなら、弾力性もあり、万が一外してしまって踏んでしまっても、壊れるリスクも通常の眼鏡に比べれば少なくなります。
度数も4段階から6段階ほどの設定になっているので、自分の近い度数のものを購入すれば、見え方も問題ありません。
お値段もその分リーズナブルになっていますので、矯正視力でサウナを楽しみたいという方は、サウナ用眼鏡の購入を検討されてはいかがですか。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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