サウナと「あまみ」赤いまだら模様の正体は?やばくない?
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2024年2月24日

サウナと「あまみ」赤いまだら模様の正体は?やばくない?

サウナから出て、手足の皮膚上に赤いまだら模様が出てきたことはないでしょうか。「アレルギーなのでは?」「火傷?」と思う人もいるでしょう。
もし経験があるなら是非最後まで読んで下さい。現代社会に「ととのう」を流行らせたサウナ。赤いまだら模様の正体である「あまみ」を充分に
理解し、「あまみ」を楽しむプロサウナーを目指しましょう!

サウナの「あまみ」とは?

サウナの「あまみ」とは?

「あまみ」とは、サウナ後に足や腕の皮膚上に赤くまだら状の斑点が発生する症状です。

私自身も経験がありますが、熱いサウナ後やさらに水風呂に入った後など、体中が赤い斑点だらけになり焦ったことはないでしょうか。

体がおかしくなってしまったのでは・・・と思う人もいるでしょうが、これには安心して下さい。

「あまみ」は、皮膚上の温度変化に伴って発生します。そのため病気やアレルギーということではなく、身体の正常な反応なのです。

サウナの「あまみ」が出る原因や条件

サウナの「あまみ」が出る原因や条件

「あまみ」が手足に出る原因は、血流の働きにあります。熱気のこみ上げるサウナから出て熱くなった皮膚が、血管を拡張させて血流を増加させます。

そのあと寒い外気や水風呂で皮膚が急激に冷やされます。身体は熱を逃がすまいと血管を収縮させるため、血液が流れていない血管と、多く集まって流れている血管が同時に皮膚上に出ます。

これが赤いまだら模様の正体です。このような条件と身体の仕組みから、「あまみ」は起こるのです。

サウナの「あまみ」は危険?出やすい人の特徴も解説

サウナの「あまみ」は危険?出やすい人の特徴も解説

上で説明したように、「あまみ」はサウナを楽しむすべての人に起こりうる身体反応だと分かりました。

では果たして、この症状は身体にとって危険でしょうか?また出やすい人の特徴は何なのでしょうか?以下でその疑問を解説します。

サウナの「あまみ」は危険じゃない

結論から述べると、「あまみ」は危険ではありません。皮膚が温度変化に応じて血管を縮めたり緩めたりして起こる症状のため、通常の身体反応といえます。

むしろサウナにより身体の芯からしっかりと温まっている証拠です。「あまみ」がはっきりと皮膚上に現れているということは、サウナによって身体中の血管が正常に作用し、普段より血液の循環が良くなっているということです。

これは危険どころか、すごく健康的な習慣だともいえます。

サウナの「あまみ」が出やすい人の特徴

「あまみ」が出やすいのはどんな人か、2つ特徴を挙げます。

1つ目は血の巡りが良い人です。日頃から運動し汗をかく人は、健康体であり血流が良いです。つまりサウナでも血管の収縮が盛んなため、症状が出やすいのです。

2つ目は長くサウナに入れる人です。いくら血流が良い人でも5分そこらで出てしまっては「あまみ」が出ません。サウナの温度にもよりますが、しっかり熱くなるまで居座ることで、よりはっきりとしたまだら模様が見れるでしょう。

サウナの「あまみ」が出にくい人の特徴

では、出にくい人はどんな人でしょう。それは血の巡りが悪く、普段から汗をかくことが少ない人です。

運動量が少なく乱れた生活をしていたら、代謝が悪くなります。サウナに入っても熱さにこらえることができなければ、充分に「あまみ」を感じることはできないでしょう。つまり普段から健康体でいる意識が高く、忍耐強い人こそサウナの醍醐味を味わえるのです。

これは補足ですが、色黒の人の手足に出てきた「あまみ」は見えづらいでしょう。

サウナの「あまみ」の注意点

サウナの「あまみ」の注意点

これまででサウナの「あまみ」がどんなものか、危険性がなくむしろサウナを楽しんだ証拠であると話してきました。

しかし実は注意しなければならないこともあります。どんな点に気を付けるべきか、以下で詳しく話していきます。

かゆみなどが出たらアレルギーの可能性あり

注意すべきなのが、サウナから出た後に皮膚にかゆみが生じた場合です。サウナ前に食事をとり、温まった身体に何らかの食物が反応してかゆみが生じることがあります。

これは普段アレルギーのない食物にも起こりうることです。私の場合、小麦製品を摂取し激しい運動をしたら一時的にかゆみを伴うアレルギー反応が出ました。

「あまみ」と勘違いして放置したりかいたりしては悪化するので、かゆいと感じたら早めにサウナを出て医師に診てもらいましょう。

痛みや「あまみ」が消えない場合は火傷の可能性あり

時間が経っても「あまみ」が消えないときは火傷の可能性があります。

サウナの楽しみ方の一つに、熱い石に水をかけるロウリュというものがあります。一気に温度が上昇し熱気の立ち込めるアツアツなサウナを楽しめます。

しかし蒸気は非常に高温のため、顔を覗き込んだり腕を近づけると火傷をしてしまう可能性があり要注意です。じんわりと皮膚が痛み、「あまみ」だと思っていたが赤みが消えない場合には、すぐに患部を冷やし治療する必要があります。

まとめ

まとめ

これまで話してきたように、「あまみ」は危険ではなく、むしろサウナで「ととのう」を味わった証だといえるでしょう。

そのために健康体でいることが重要であり、安全面では火傷などに注意する必要があります。

サウナに興味はあってもなかなか挑戦できてない人は、ぜひ自らに浮かび上がる「あまみ」を醍醐味に、サウナライフを楽しんで下さい!

この記事を監修した人

CBD JAPAN 編集部

CBD JAPANは2021年10月に設立された企業で、「心身の本来の力を引き出し、健康で明るい社会を作る」というミッションを掲げています。コラムは全て下記の監修者のもとで、コンテンツ制作ポリシーに従い制作しております。

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