サウナで整う4つのコツ|サウナ初心者が整うために必要なこと
サウナを題材にしたドラマ「サ道」がヒットし、サウナの良さに気づいた人々が続々とハマっているのです。
特にサ道によって話題になったのが整う、というワードです。
暑い部屋でしばらく入ったのち、水風呂に入って上がるととてつもない快感が訪れるのをドラマでは整うと表現していました。
そんなに気持ちの良いものならぜひとも味わってみたい、という人も多くいるでしょう。
では、どうすれば整う感覚を味わうことができるのでしょうか。
今回はサウナに今まで入ったことのないという初心者の方でもしっかりと整うためのコツを4つ紹介していきます。
目次
サウナには長時間入るべきではない!
サウナというと暑い部屋に入ってひたすら我慢するもの、というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
日本では我慢比べの一環として暑い部屋にずっといるべき、という間違った常識がはびこっていました。
しかしながら、サウナには20分も30分も入っている必要はありません。
体温が上がってきて、体の中から汗が出てきたら部屋から出るくらいで良いのです。
逆に何十分も入り続けていると、脱水症状が起きて体調を壊してしまう可能性もあるので注意しましょう。
では、どのくらいの時間部屋の中に入っていれば良いのでしょうか。
部屋から出る目安は心拍数を計ろう
これに関しては人による、としか言いようがありません。
普段から運動している人は汗ばむまで時間がかかりますから、10分程度入っている必要があるでしょう。
逆にあまり運動していない人はすぐに汗ばんでしまうので、5分程度入っているだけで十分体は温まるのです。
一つの目安として、心拍数を計るという方法があります。
心拍数が120程度になると人は汗をかくのです。
部屋の中には時計を用意している店も多いので、1分間にどれくらい脈を打つのか計ってみましょう。
水風呂には肩まで浸かろう
サウナから出たらぜひとも入りたいのが水風呂です。
整うためには温まった体を一度水で冷まさなくてはいけません。
とはいえ、水風呂に入るのは苦手、という人も多いのではないでしょうか。
そこをなんとか我慢して、30秒だけでも良いので水風呂に肩まで浸かってください。
全身を冷やしてこそ整う感覚は訪れるのです。
たとえば、足だけ水風呂に入れる、といった中途半端なことをしてしまうと整う感覚は得られません。
逆に末端神経が冷えてしまって、冷え性になってしまいかねないのです。
確かに、最初の頃は全身を水風呂に浸けるのは怖さがあります。
しかし、10秒ほど水風呂の中に入っていると、じわじわと体の中から暖かい感覚が訪れるので、それまでは待ってみてください。
整う感覚は水風呂から出た後に訪れる
水風呂から出たらいよいよ整うための仕上げです。
温泉などには整いイスと呼ばれるリクライニングチェアが用意されているので、すぐに座りましょう。
少しの間背もたれに体を預けて脱力すると、頭の奥まですっきりとする感覚が訪れます。
それこそが、整うと呼ばれている感覚なのです。
この間、人は、体は脱力しているのに、頭だけは冴えているという不思議な感覚を味わいます。
ドラマのサ道ではキラキラとしたエフェクトを使いながら整う感覚を表現しようとしていましたが、実際視界がクリアになるような感覚がやってくる、と証言するサウナ―も多くいます。
整う感覚は2分程度しか訪れない
とはいえ、整う感覚はずっと続くわけではありません。
科学的には水風呂から上がって2分後までしか整う感覚はやってこないのです。
その間は体を休めて、気持ち良い感覚に浸り続けましょう。
そして、2分ほど経ったらイスから立ちあがりましょう。
サウナは一人だけで楽しむものではなく、たくさんの人が訪れるものです。
その人たちも整いイスを使いたがっているのですから、彼らのために席を空けなくてはいけません。
譲り合いの精神を持ちながらサウナを楽しむようにしましょう。
サウナは3~4セット入ってこそ整う
一度整う感覚を味わったら病みつきになってしまう人も多くいます。
サウナ―と呼ばれるサウナ好きの方々の中には整う感覚を得るために何回も暑い部屋に入っては水風呂に入るのを繰り返す人もいるのです。
実際、サウナは何回も繰り返し入ってこそ効果を発揮します。
暑い部屋に入った後水風呂に入り、数分休憩するのを1セットと数えるのならば、大体3~4セット入るのがベストでしょう。
整う感覚自体は何度でも味わうことができます。
とはいえ、日頃の疲れは1セット入っただけでは取り切れません。
2回、3回とサウナの入退室を繰り返してこそ疲れは抜けきるのです。
気持ち良いからといってサウナの入りすぎは禁物!
もっとも、やりすぎも禁物です。
サウナに入るのはそれなりに体力を要することですから、5~6セット繰り返してしまうと熱中症になりかねません。
2セットから3セット入ってみて、疲れが取れたな、と思ったらやめるようにしましょう。
自分の体調と相談しながらサウナに入ってこそ効果は最大限発揮されます。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
CBD JAPANは2021年10月に設立された企業で、「心身の本来の力を引き出し、健康で明るい社会を作る」というミッションを掲げています。コラムは全て下記の監修者のもとで、コンテンツ制作ポリシーに従い制作しております。