大麻とキメセクの実態：薬物汚染の闇と性行為の危険性
「気になってはいるけど本当に気持ちよくなるのか？」「日本でも試せるのか？」といった疑問を抱える方も多いでしょう。この記事では、大麻がどのようにセックスに影響するのか詳しく解説します。
目次
キメセクとは？
キメセクとは、性的快感を増幅させる目的で違法薬物や媚薬を使用しながら行う性行為のことを指します。
「キメる」（薬物の効果が現れる）と「セックス」を組み合わせた俗語で、薬物セックスとも呼ばれます
通常のセックスと比べて性的快感を高められるため、大麻が合法化されている海外ではキメセクにハマる人も多いようです。
キメセクに大麻を使う理由
大麻はキメセクに以下のような理由・効果で使用されます。
- 性的興奮の増幅
大麻は性的快感を高める効果があるとされています。 - 知覚の変化
大麻使用により、感覚が過敏になったり、知覚にゆがみが生じたりします。 - 一体感の増強
大麻の「ストーン」効果により、より濃厚な一体感を感じる可能性があります。 - 食欲増進
大麻使用後の「マンチー」効果により、性行為中の食べ物を使った過激な行為につながる可能性があります。
「ストーン」：大麻を使用した際に感じる重たくぼーっとした感覚や無気力でけだるい状態、ソファなどに押し付けられているような感覚のことです。
「マンチー」：大麻摂取後に生じる特有の食欲増進現象のことです。
大麻が媚薬として使用されてきた過去
大麻は実は昔から媚薬として使われてきた歴史があります。
では大麻がどのように性的快感に作用するのか、メカニズムを解説します。
大麻の使用経験が豊富な人はオーガズムの質が高まる
1970年に行われた調査では、大麻の使用経験が豊富である人が使用すると、オーガズム（性的絶頂）の質を高められるということがわかりました。
この調査結果から、「大麻は媚薬に使われるべきである」と考えられていたのです。
また1984年に大学生を対象に行われた無記名アンケートにおいても、「大麻を使用すると快感と満足感が高まる」と答えた回答者は3分の2を占める結果となっています。
それ以降も様々な調査や研究において、大麻は性的快感を高めることが明らかになっているのです。
大麻が性的興奮と相性が良い理由
大麻が性的興奮と相性が良い理由として、大麻を使用した時に作用する脳の部分が関係しています。
大麻は性的興奮の制御に重要な役割を持つ脳の「側坐核」を刺激することが2017年に発表された研究で明らかになっており、この刺激される箇所は快楽の中心とも呼ばれる部分です。
また側坐核に高密度に発現するカンナビノイド受容体CB1による信号伝達は、性的興奮やオーガズム、受精、着床、胎児の成長まで、生殖過程におけるあらゆる段階にかかわりを持っていることもわかっています。
大麻の使用量によって性欲への影響に違いがある
性的快感に大きく影響する大麻ですが、使用量によって性欲への影響に大きな違いがあります。
「量が多いほど性欲も高まるのではないか？」と考える方が多いかもしれません。
しかし実際のところは真逆で、低用量のTHCでは性欲が強化されますが、高用量では強化されないことがわかっているのです。
このことから、性欲を高めるために使用する場合は低用量の大麻のほうがより効果的と言えるでしょう。
大麻とキメセク：危険な組み合わせの実態
若年層における大麻汚染の現状
近年、若年層を中心に大麻の使用が広がっており、その背景にはSNSでの情報拡散や安易な入手経路の存在があります。 特に、未成年者が安易に大麻に手を出すケースが増加しており、深刻な社会問題となっています。
大麻は、依存性が高く、一度使用すると、なかなか抜け出すことが困難な薬物です。 特に若年層は、脳の発達段階にあるため、大麻の使用が脳に与える影響は非常に大きいとされています。 また、大麻の使用は、学業や仕事のパフォーマンス低下にも繋がり、将来にわたって悪影響を及ぼす可能性があります。
キメセクがもたらす性的なリスク
大麻を使用しながらの性行為は、判断能力の低下や性的衝動の増大を引き起こす可能性があります。 その結果、望まない性行為や性感染症のリスクが高まることが懸念されています。
大麻は、性的快感を増大させるという誤った認識がありますが、実際には、判断能力の低下により危険な性行為に繋がりやすくなります。 また、性的衝動のコントロールが難しくなり、予期せぬ妊娠や性感染症のリスクを増加させる可能性があります。 さらに、大麻を使用した状態での性行為は、後々の後悔やトラウマに繋がる可能性もあります。
薬物汚染の温床となる場所とは
トー横をはじめとする特定の場所は、薬物乱用の温床となっていることが指摘されています。 そこでは、若年層が容易に薬物を入手でき、薬物と性行為が結びついた危険な環境が形成されています。 これらの場所は、薬物だけでなく、未成年者の飲酒や喫煙、売春などの問題も発生しており、複合的なリスクを抱えています。 また、薬物を使用する環境は、犯罪に巻き込まれるリスクも高く、非常に危険です。 若年層がこのような場所に近づかないように、地域や学校、家庭で連携して対策を講じる必要があります。
日本でキメセクはできる？
キメセクが気になっている人の疑問として、「日本でキメセクはできるのか？」という点が挙げられるでしょう。
ここではこのことについて解説します。
大麻の所持は日本では違法
知っている方も多いかと思いますが、大麻の所持は日本では違法です。
大麻を使ったキメセクはもちろん日本では行えません。
そのため、大麻を使ったキメセクをしたいのであれば、海外に渡った時に試すしか方法がないでしょう。
合法大麻製品やアルコールを使ったキメセクは可能
大麻を使ったキメセクは日本では違法となりますが、キメセクができる方法は大麻のみではありません。
例えば合法大麻製品やアルコールであれば、日本でも合法的にキメセクを試すことができます。
合法大麻製品としてCBDグミが挙げられますが、海外で性的快感を得るために使う大麻とは少し効果が異なる点に注意が必要です。
日本で購入できるCBDグミにはいわゆるハイになるような作用はないため、キマッた状態でセックスをしたいと考える人にとっては想像とは異なる結果となるでしょう。
ただしCBDグミにはリラックス効果があるため、セックスの際にストレス・不安を感じる方や痛みを感じる方にとっては、よい作用が期待できます。
まとめ
大麻を使ったキメセクの作用機序について詳しく解説しました。
大麻を使用することで性的快感を高められることが様々な調査で明らかになっていますが、日本では大麻を使ったキメセクは違法となります。
ただしCBDグミをはじめとした合法大麻製品やアルコールを使ったキメセクなら、違法にならず日本でも試すことができます。
本来の大麻の作用とは少し異なりますが、キメセクを試してみたい方はぜひCBDグミの購入を検討してみてください。
この記事を監修した人
CBD JAPAN 編集部
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