「Uber(ウーバー)」がマリファナの配達サービスを全米で開始する可能性を示唆。
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2021年12月5日

「Uber(ウーバー)」がマリファナの配達サービスを全米で開始する可能性を示唆。

2020年12月にアメリカ全土で大麻(マリファナ)を合法化する法案が下院議会で可決された。これはニューヨーク州での娯楽目的の大麻(マリファナ)使用が合法化されたことを受けたものである。

UberはすでにEats部門を通じて酒類も配達しているが、以前から急成長する大麻市場に狙いを定めていた。同社のCEOであるDara Khosrowshahi(ダラ・コスロシャヒ)は、米国での合法性がはっきりしたら、大麻(マリファナ)の配達を検討するとしている。

既にカリフォルニア州、ネバダ州、オレゴン州では21歳以上の居住者であれば大麻(マリファナ)の配達が認められているものの、現時点では食料品やアルコールの配達に引き続き注力していくという。

「Uber」は、大麻(マリファナ)市場に初めて参入する。業界調査会社BDSアナリティクスのデータによると、カナダにおける大麻(マリファナ)の売上高は2021年に40億ドル、2026年には67億ドルに拡大すると予測されている。

「Uber Eats」は大麻小売業者Tokyo Smokeをマーケットプレイスに掲載し、その後顧客はUber Eatsアプリから注文と年齢確認した後、最寄りのTokyo Smokeの店舗で受け取ることができるようになる。

「Uber」は、娯楽用大麻(マリファナ)の違法な生産者が依然として年間総売上高の大きな割合を占める、不振の大麻(マリファナ)市場を立て直そうとしている。

また同社は提携により、

「安全で合法的な大麻(マリファナ)を購入できるようになり、国内の非医療用大麻販売の40%以上をいまだに占める地下の違法市場と戦うことができる」

と発表した。

さらに、

「我々は、市場ごとの規制や機会を引き続き注意深く観察する。そして、他の地域で事業を行う加盟店との機会を探っていく」

と語っている。

 

引用:REUTERS『EXCLUSIVE Uber enters booming cannabis market with orders in Ontario

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