ホットアイマスクのデメリットとは?快眠の邪魔になる?
この記事では、ホットアイマスクのデメリットについて解説します。
ホットアイマスクにあるデメリットを理解したうえで、上手に活用しましょう。
目次
ホットアイマスクのデメリット
ホットアイマスクには主に5つのデメリットが考えられます。
順番に見ていきましょう。
敏感肌に悪影響がある
ホットアイマスクは目元がぼんやり温まるため、気持ちがよくてそのまま寝落ちしそうになります。
商品にもよりますが、固いものが長時間目に乗っかっている状態は肌にあまりよくありません。
というのも、目元は顔の中でも特にデリケートな部分です。
敏感肌の人であれば、肌荒れしてしまう可能性も十分に考えられるでしょう。
肌荒れを防ぐためには、20分程度使用後外してから眠るようにする必要があります。
温度が上がりすぎることがある
使い捨て出来るホットアイマスクの場合、温度が上がりすぎてしまうことがあります。
通常40度程度までしか上がらないものがほとんどですが、商品によってはそれ以上の温度に達することもあるようです。
本来火傷を負わない低温であっても、長時間触れ続けることにより低温やけどを招いてしまいます。
一般的に低温やけどは44度~50度程度で起きるとされていますが、次のような場合には注意しなくてはいけません。
- レンジタイプで温めすぎてしまう
- 連続で使用してしまう
通常よりも高温になるため、低温やけどを引き起こす可能性がグッと高まってしまいます。
ホットアイマスクには安全な使用方法がきちんと書かれているので、決して自己判断で使用しないようにしましょう。
寝癖が付いてしまうことがある
ホットアイマスクを付けたまま寝ると、寝癖が付いてしまうことがあります。
アイマスクは耳にかけるタイプや頭の後ろで止めるタイプがありますが、どちらの場合でも寝癖には注意しなくてはいけません。
特に寝癖が付きやすい癖毛体質な人は要注意。
やっかいな寝癖が付いてしまうことがあるため、寝る直前でアイマスクは外すなどの対応が必要です。
快眠の邪魔になることがある
ホットアイマスクを付けたまま眠ると、快眠を妨げてしまう可能性があります。
使い切りタイプは使用後に固くなる性質があるため、寝ている途中に煩わしく感じてしまうのです。
本来睡眠の質を高めてくれるはずのアイマスクなのですが、逆効果となります。
使い切りタイプの場合は、使用後に外してから寝るとよいでしょう。
目覚めが悪くなる
ホットアイマスクは光を遮断するため、心地よい眠りにつきやすくなります。
しかし一方で光を感知できないため、朝の目覚めが悪くなるデメリットもあるのです。
朝になっても視界は真っ暗なため、身体が目覚めるまでに少し時間がかかってしまいます。
体内センサーが上手く反応できないため、アイマスクを使うと起きるのが困難になる人もいるようですね。
朝に強く、パッと起きられる人であれば問題ないのかもしれません。
ホットアイマスクを使用する注意点
ホットアイマスクは正しく使用すれば睡眠の質を向上させられ、リラックス効果も得られる便利なアイテムです。
しかし、使い方を間違えると肌トラブルや低温やけどを引き起こす恐れも。
ここでは、ホットアイマスクを使用する注意点についていくつか紹介します。
頻度は1日4回まで
ホットアイマスクを使用する頻度は、1日4回程度にとどめておきましょう。
なぜなら、1日に何度も繰り返し使うことで肌トラブルを引き起こす恐れがあるためです。
目の周りがあれてしまう可能性があるため、できれば1日4回以下が望ましいとされています。
敏感肌の場合は、さらに頻度を下げても良いでしょう。
皮膚に異常がある場合は使わない
商品の外箱や説明書などにも書いてありますが、目の周りに疾患や炎症・傷・腫れ・湿疹などの異常がある場合は使わないようにしましょう。
万が一ホットアイマスク使用中に上記の異常が現れ、かゆみなどが続く場合は使用を中止し医師に相談してください。
小さい子どもは特に皮膚が弱いため、使用する際は注意が必要です。
目薬を差したすぐ後に使わない
目薬を差したすぐ後にホットアイマスクを使用するのはやめましょう。
成分によりますが、皮膚にかぶれ・かゆみなどが出る場合があるためです。
目薬を差したあと1時間は時間を置いたほうがよいでしょう。
可能な限り使用後は外してから寝る
気持ちがよくてそのまま寝落ちしてしまう人も多いのですが、つけたまま寝ると前述の通り肌トラブルを引き起こしかねません。
ホットアイマスクを使用するときは、可能な限り外してから寝るのが望ましいとされています。
使い捨てタイプは使用後に固くなるため、特に注意しましょう。
連続使用は4時間以上間隔を開ける
一日に何度もホットアイマスクを使用する場合、4時間以上間隔をあけて使うと良いでしょう。
間隔を開けずに使用すると、肌トラブル・低温やけどを引き起こす可能性があります。
レンジで温めるタイプの場合は、連続使用により異常に温度が高くなる危険もあるのです。
商品にもよりますが、パッケージや説明書に「使用後に4時間間隔をあける」などの注意書きがされている場合があります。
最悪の場合火災などの事故につながる恐れもあるため、注意書きをよく読み正しく商品を使うことが大切です。
長時間放置すると虫が湧くことがある
これは小豆が使用されているホットアイマスクで注意しなければいけないポイントです。
開封後長時間放置しておくと、商品内に虫が湧いてしまうことがあります。
定期的に使用するように心がけ、使用頻度が落ちてきたら捨てて買い替えを検討すると良いでしょう。
開封後は良く乾かし、衛生的な容器に保存しておくことも大切です。
ペットに破壊される恐れがある
小豆が使用されているホットアイマスクはペットにかじられてしまう恐れがあるため、注意しなければいけません。
また、ペットだけでなく小さい子どもや認知症の方にも気を付けるべきです。
保管場所は、ペットや小さい子どもの手の届かないところを選ぶようにしましょう。
パッケージに記載されている注意点をよく確認する
ホットアイマスクを使用する場合は、パッケージに記載されている注意点をよく確認しましょう。
基本的なことはもちろん、その商品独自の注意点が記載されている場合もあります。
使い方を一歩間違えると火災やトラブルに発展しかねません。
安全に正しく使うように心がけましょう。