ガラスパイプの使い方【初心者向け】1からまるっと解説
特集
2021年10月9日

ガラスパイプの使い方【初心者向け】1からまるっと解説

パウダーやタバコ(シャグ)、ハーブなどを吸引する方法は様々ですが、ガラスパイプは特に初心者が使い方に迷ってしまいがちな喫煙具の1つでしょう。

一見するとスプーンのような形状をしているだけに、どこに火をつければ良いのかも分からず、リキッドタイプや紙巻きに切り替えてしまうケースもあります。

しかし、ガラスパイプには特有のメリットがあるため、できれば使いこなして長く愛用するのがおすすめです。そこで今回は初心者向けにガラスパイプの使い方を1から解説していきます。

ガラスパイプのメリットとは

ガラスパイプのメリット

ガラスパイプは多くの方にとって馴染みがないことの方が多く、一見すると上級者向けなイメージもあるでしょう。

しかし、実際のところは使い方さえ分かれば初心者でも手軽に楽しめる上に、以下のようなメリットも得られるのです。

煙の雑味がなくなる

ガラス製でできていることから紙巻きや電子デバイスとは違って雑味が混じることがなく、タバコやハーブ、リキッド本来の奥深い味わいを楽しむことができます。

また、パイプが長いタイプを利用すれば煙が口に届くまでの間に温度を下げて更にマイルドにすることもできるため、好みに合わせて味を調節できるのも魅力の1つです。

衛生的に利用できる

ガラスパイプは表面に付着した汚れを判別しやすく、アルコール等で簡単に洗浄できることから、衛生的に保つことが可能です。

そして掃除に際しても特別な道具は必要ないため、本体自体が破損しない限り低コストでメンテナンスできるでしょう。

視覚的にも楽しめる

着色のないクリアガラスであれば、パイプの中を踊る煙を見て楽しむことができるのも魅力の1つであり、インサイドアウト技法によってガラスの内部に繊細な模様の入ったパイプはシンプルにインテリアやアクセサリーとしても人気があります。

様々な形状に加工できる

ガラス製であることから製造過程で加工しやすく、様々な形状のパイプを選ぶこともできます。

もちろんそれぞれに特徴があるため、喫煙者の自由度が広がることも大きなメリットといえるでしょう。

ガラスパイプの種類

ガラスパイプの種類

先ほど解説した通り、ガラスパイプは様々な形状に加工できる特性から豊富な種類が販売されており、初心者はどれを選べば良いか分からないということも多いでしょう。

そこでここからは、代表的なものをいくつかピックアップして特徴や用途を解説していきます。

スプーン型/スプーンパイプ

最も代表的なタイプの1つがスプーンパイプであり、見た目もそのまま食器で利用するスプーンのような形状をしています。

収納しやすく、初心者でも容易に扱えることから人気があり、強化ガラス製のものを選べば多少落としても破損する心配はほとんどないでしょう。

また、先ほど触れたインサイドアウト技法を用いて模様が施されたスプーンパイプも多く、海外では一点物のアート作品として高値で売買されることも少なくありません。

ガラパイ/クラックパイプ

クラックパイプの先端は穴の開いた球状であるパターンが多く、気化しやすい素材を入れて外側からターボライターのような火力の強い着火器具で炙って楽しむパイプとなります。

また、そういった用途であることからパイレックスという耐熱ガラスで製造されているものもあり、サイズや厚み、ロングタイプ等様々なバリエーションが用意されているのも特徴の1つです。

ボング/水パイプ

ガラスパイプの中では大型の部類となるボングは、見た目で楽しむインテリアとして購入されることも多く、ガラス内部で発生する竜巻状の煙等は他のタイプではできない遊び方といえるでしょう。

また、水を利用する点もガラスと相性が良く、喫煙具としての性能にも優れているため、古くから愛煙家たちに親しまれているパイプとなっています。

ヴェポライザータイプ

電子デバイスのヴェポライザーの仕組みと同じように、直接ではなく外側からリキッド、あるいはシャグ(タバコの葉)を加熱するタイプであり、クラックパイプとは形状や適している素材が異なっています。

また、直接燃焼させることもできる2way式のガラスパイプも販売されているため、より幅広い楽しみ方ができる喫煙具です。

ガラスパイプの部位

ガラスパイプの部位名称

ガラスパイプには部位毎の名称があり、それぞれが役割を持っています。

今回はスプーンパイプを参考に見ていきましょう。

  • 吸口

煙を吸い込む部位でマウスピースとも呼ぶ場合があります。

  • ボウル/火皿

タバコやハーブ、パウダーを燃焼させるパイプの先端部分であり、スクリーンと呼ばれる灰を受ける用具をセットして使用するのが一般的です。

  • 空気穴

ボウルの側面に開いている小さな穴で、燃焼効率を調整するために指で押さえて開閉します。

  • 転がり防止の突起

ガラスパイプを置いたときに転がらないようにする突起です。

これらは使い方を知る上でも重要となるため、しっかり押さえて下さい。

ガラスパイプの使い方

ガラスパイプの使い方

メリットや種類を解説したところで、ここからはガラスパイプの使い方について見ていきましょう。

先ほどと同じようにスプーンパイプを例に挙げますが、ボング以外の仕組みはほとんど同じです。

したがって、まずは基本を押さえてから応用編としてガタスパイプ等に移行するのがおすすめとなっています。

スクリーンをセットする

スプーンパイプのボウルにスクリーンをセットして、その上にハーブやタバコの葉を置きます。

ちなみに直接素材を入れることもできますが、燃焼後の灰やカスがパイプ内部に入って洗浄に手間がかかるケースもあるため、基本的にはおすすめしません。

ライターで素材に直接着火する

空気穴を指で塞いだ状態で、ライターをボウルに近づけましょう。

この時、吸い込みながら着火することで素材が燃焼します。

一方、ライターを下に向けるのが基本となるため、タイミングや角度を誤ると火傷の原因にもなります。

初心者はできるだけ浅くライターを構えて、吸い込むのと同時に着火するように意識しましょう。

空気穴から指を離す

燃焼している煙を堪能した後は、空気穴を離してパイプ内部に滞留している煙を味わいましょう。

この2段階の楽しみ方がスプーンパイプの醍醐味でもあるため、要領を掴んでじっくり煙を溜めてみて下さい。


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ガラスパイプの洗い方

ガラスパイプの洗い方

ガラスパイプを一定以上使用した際は、こまめに洗浄して煙の風味を損なわないように保つことも大切です。

そこでここからは、アルコールやお湯を利用したガラスパイプの簡単な洗い方を見ていきましょう。

消毒用アルコールで洗う

まずはジップロック等の密閉性の高い容器にアルコールを注いで、ガラスパイプを完全に浸しましょう。

しばらく放置してから、塩を大さじ1杯加えてパイプ内部の汚れが落ちるように振ります。

この時、タッパー等に入れていると中でガラスパイプがぶつかって破損の原因となる可能性が少なからずあるため、そういった場合はゴム手袋を用意して手で揺すって下さい。

そして汚れが落ちたらお湯で洗って水分をふき取り、綿棒で細部を綺麗にして仕上げましょう。

熱湯で洗う

沸騰したお湯にガラスパイプを浸して30分程度その状態を保ちましょう。

そして、時間が経過したら慎重にお湯を捨てて取り出します。

この時、ガラスパイプは非常に高温になっているため、耐熱性のある手袋を着用して取り扱ってください。

最後に水分をふき取って綿棒等で仕上げれば完了です。

一方、この方法は作業直前に冷水で下洗浄を行う、あるいはお湯から取り出した直後に水で冷やすと急激な温度差でガラスパイプが砕ける可能性があります。

深刻な破損を招くだけでなく怪我をする恐れもあるため、不安感のある方はアルコール洗浄がおすすめです。

ガラスパイプは初心者にもおすすめ

初心者にもおすすめのガラスパイプ

ガラスパイプは一見すると扱いが難しそうなイメージもありますが、使い方を押さえれば素材本来の味わいに加えて様々な煙の変化を楽しむことができます。

また、簡単な洗浄で長く愛用していくことも可能となるため、初心者にもおすすめの喫煙具といえるでしょう。

現在はECサイトで手軽に入手できますので、本記事を参考に是非試して下さい。

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この記事を監修した人

CBD JAPAN 編集部

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