ハリウッド俳優のクリント・イーストウッドがCBD企業に対して肖像権をめぐり訴訟し、610万ドルを勝ち取る。
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2021年11月20日

ハリウッド俳優のクリント・イーストウッドがCBD企業に対して肖像権をめぐり訴訟し、610万ドルを勝ち取る。

ハリウッド俳優のクリント・イーストウッドは、CBD(大麻由来)の製品を販売するために彼の肖像権を無断使用された事で、昨年複数のCBD企業を提訴していたこと、そして2021年10月に勝訴していたことがわかった。
内容は、CBDオイルやグミなどの多くのCBD製品の販売促進の広告に彼の名前が不正に使用されたといったものだ。

なお法的文書によると、ある広告ではイーストウッドが俳優を引退し、現在はCBD業界に専念していると謳われていた。

イーストウッドはフロリダ州、カリフォルニア州、ミシガン州の企業が商標権侵害と虚偽の推奨を行った事に対し、法的措置を取り数百万ドルの損害賠償と利益の放棄を求めた。

最初の訴訟は、3つのCBD企業を対象としており、イーストウッドが製品を支持し、CBDビジネスに専念するために映画製作を辞めるというフェイクニュースを作成したというものだ。2つ目は、複数の企業と個人がCBD製品の検索結果に彼の名前を挿入し、映画監督が製品を製造または推奨し消費者に誤解させているというものである。

彼は俳優兼監督は自分のイメージをとても大事にしており、自分の映画以外を宣伝したことはほとんどなく、CBD製品や合法的なCBD業界について何の意見も持っていないと主張している。

2021年10月、結果としてCBDグミの製品ラインを支持していると偽って主張した企業に対し、610万ドルの判決を勝ち取るという形となった。

著名人で、大麻を扱う企業が自分の顔の画像を無断で使用に非難をしている人は、彼だけではない。
トム・ハンクス、オプラ・ウィンフリー、ジョージ・W・ブッシュ元大統領といった著名人も、近年、摂取可能な健康サプリメント会社による虚偽の製品推奨クレームの標的になっている。

 

引用:INDEPENDENT『Clint Eastwood taking legal action over alleged ‘false endorsement’ of cannabis products

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