シアトル市議会、マジックマッシュルームを含む幻覚剤を全会一致で非犯罪化。
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2021年11月1日

シアトル市議会、マジックマッシュルームを含む幻覚剤を全会一致で非犯罪化。

アメリカの大手ニュース会社FOX News Channelによると、シアトル市議会はマジックマッシュルームを含むサイケデリック系物質、幻覚剤を非犯罪化する決議を全会一致で認めたようだ。

これにより、シアトルは幻覚剤を合法的に栽培、使用できる全米最大の都市となった。

議会は、この決議はシアトル市警への勧告であり、拘束力はないことを述べつつも、「エンテオゲン関連の活動に従事する者の調査、逮捕、起訴は、シアトル市の法執行上の優先順位が最も低いものであるべきである」と宣言すると同時に、「これらの活動の完全な非犯罪化」を支持している。

(エンテオゲン:精神的な効果を目的として使用される植物のこと)

アンドリュー・ルイス市議会議員は、この決議に関して以下のように述べている。

「これらの非中毒性の天然物質は、臨床や治療の場において、人々の生活に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。この決議は、ワシントン州でこの政策を推進するための最初の重要な土台になる。」

また、ルイス議員はブルームバーグからの取材に対し、

「これらの物質は、薬物乱用や脳損傷からの回復など、最先端の治療法を提供する可能性が大いに実証されています。私は、これらの物質の規制に関する我々の政策が科学に従っているということを確かめたい。」

と述べた。

また、他にもワシントンD.C.やデンバーなどでも非犯罪化は既に進んでおり、オレゴン州では、2020年に治療目的での薬物の使用を合法化されている。

引用:FOX NEWS CHANNEL(Seattle City Council unanimously supports decriminalizing psychedelic mushrooms)

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